講座詳細情報
申し込み締切日:2020-02-05 / 文学 / 学内講座コード:19B1613301
武者たちの王朝時代 鎌倉武士たちの曽祖父の曽祖父たち
- 開催日
- 2月 6日(木)、 2月13日(木)、 2月20日(木)、 2月27日(木)、 3月 5日(木)、 3月12日(木)、 3月19日(木)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 30
- その他
- 9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
「武者」とか「武士」とかいうと、何となく、鎌倉時代以降の存在であるように思っていたりはしませんか。
しかし、武者(武士)は、王朝時代から日本の各地で活動していたのです。「王朝時代」というと、これまた、何となく、貴族たちの時代と思われがちかもしれません。しかし、その王朝時代において、既に多数の武者たちが存在していて、しかも、当時の朝廷や貴族社会が存在し続けるのに不可欠な、たいへん重要な存在となっていたのです。
そこで、この講座では、王朝時代の武者(武士)についての理解を深めるために、当時の古文書を紐解(ひもと)いていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 6日(木) 夜討(よう)ちをかける河内国(かわちのくに)の武士団(ぶしだん)
第2回 2月13日(木) 他人の水田の稲を刈(か)り盗(と)る狼藉者(ろうぜきもの)たち/高利貸(こうりがし)の横暴な取り立てに苦しむ未亡人(みぼうじん)
第3回 2月20日(木) 財産を差し押さえられる摂津守(せっつのかみ)の郎等(ろうどう)/郎等に裏切られた近江介(おうみのすけ)
第4回 2月27日(木) 放火・殺人をたくらむ大和国(やまとのくに)のごろつきたち/ある郡司(ぐんじ)の災難
第5回 3月 5日(木) 難破船(なんぱせん)を襲撃(しゅうげき)する人々/海賊(かいぞく)の常習犯(じょうしゅうはん)
第6回 3月12日(木) 拘留(こうりゅう)していた犯罪者を逃がした責任/獄舎(ごくしゃ)に入れられる人々
第7回 3月19日(木) 大和守(やまとのかみ)の郎等を殺した「凶党(きょうとう)」
「武者」とか「武士」とかいうと、何となく、鎌倉時代以降の存在であるように思っていたりはしませんか。
しかし、武者(武士)は、王朝時代から日本の各地で活動していたのです。「王朝時代」というと、これまた、何となく、貴族たちの時代と思われがちかもしれません。しかし、その王朝時代において、既に多数の武者たちが存在していて、しかも、当時の朝廷や貴族社会が存在し続けるのに不可欠な、たいへん重要な存在となっていたのです。
そこで、この講座では、王朝時代の武者(武士)についての理解を深めるために、当時の古文書を紐解(ひもと)いていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 6日(木) 夜討(よう)ちをかける河内国(かわちのくに)の武士団(ぶしだん)
第2回 2月13日(木) 他人の水田の稲を刈(か)り盗(と)る狼藉者(ろうぜきもの)たち/高利貸(こうりがし)の横暴な取り立てに苦しむ未亡人(みぼうじん)
第3回 2月20日(木) 財産を差し押さえられる摂津守(せっつのかみ)の郎等(ろうどう)/郎等に裏切られた近江介(おうみのすけ)
第4回 2月27日(木) 放火・殺人をたくらむ大和国(やまとのくに)のごろつきたち/ある郡司(ぐんじ)の災難
第5回 3月 5日(木) 難破船(なんぱせん)を襲撃(しゅうげき)する人々/海賊(かいぞく)の常習犯(じょうしゅうはん)
第6回 3月12日(木) 拘留(こうりゅう)していた犯罪者を逃がした責任/獄舎(ごくしゃ)に入れられる人々
第7回 3月19日(木) 大和守(やまとのかみ)の郎等を殺した「凶党(きょうとう)」
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |