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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-01-20 / 文学 / 学内講座コード:19B1613101

家司――王朝貴族家の執事―― 『源氏物語』を楽しむための王朝時代入門

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
1月21日(火)、 2月18日(火)、 3月17日(火)
講座回数
3回
時間
14:00~15:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
30
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『源氏物語』には、しばしば「家司」と呼ばれる人々が登場します。「家司」と書いて、「けいし」とも読みますし、「いえづかさ」とも読みますが、どちらの読み方で読むにしても、王朝時代における家司というのは、現代風に言えば、執事(しつじ)のような存在です。
ですから、当然のことながら、上級貴族である光源氏の家にも、幾人かの家司がいて、実は、物語にも、ときどき登場しています。例えば、須磨で田舎暮らしをする光源氏のもとに、都の花散里から援助を求める手紙が届いたとき、自ら花散里を訪ねることのできない光源氏は、都の自邸に残してきた家司に指示を出すのです。また、光源氏が都落ちしていた間、紫の上とともに都の光源氏家を守ったのは、光源氏が信頼する幾人かの家司たちでした。
そこで、この講座では、『源氏物語』という物語をより深く楽しむために、王朝時代の貴族家を支えた家司たちについて、彼らはどのような仕事をしていたのか、彼らはどこから採用されたのか、そして、彼らはどのような人生を送ったのか、といったことを、できるだけ具体的に見ていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 1月21日(火) 家司の仕事
第2回 2月18日(火) 家司に採用される人々
第3回 3月17日(火) 出世していく家司たち

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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