大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
3 回の講座で『源氏物語』の3 巻(3 帖)を読み進む講座です。「早く読む」と言っても、粗筋をたどるだけではありません。テキストには原文(現代語付き)を使います。光源氏と、光源氏をめぐる女君達の心情を読みつつ、物語の展開のポイントを押さえて読んでいきます。
さらに『源氏物語』の読みに必要な知識・時代背景・登場人物相互の関係なども必要に応じて解説し、理解を深めます。
皆様と御一緒に、少し急ぎながら、雅な『源氏物語』の世界を楽しみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 2月19日(水) 「桐壺」
詳細：桐壺帝は、後見のいない桐壺更衣を熱烈に寵愛します。
第2回 3月 4日(水) 「帚木(ははきぎ)」
詳細：内裏の光源氏の曹司で、4 人の貴公子が、女性の品定め(雨夜の品定め)をしました。
第3回 3月18日(水) 「夕顔」
詳細：氏素性を知らないまま、内気で可愛らしい夕顔に、光源氏は溺れていきます。

名前	宇留田 初実
肩書き	聖徳大学児童学部講師
プロフィール	青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003 年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003 年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現――日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。