講座詳細情報
申し込み締切日:2019-07-11 / 文学 / 学内講座コード:19A1612001
変身をめぐって―日本の近代短編小説から
- 開催日
- 7月12日(金)、 7月26日(金)、 8月 2日(金)、 8月 9日(金)、 8月23日(金)、 8月30日(金)、 9月 6日(金)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 30
- その他
- 9,900円(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
フランツ・カフカの『変身』という小説は、主人公が、朝、目覚めたら自分が巨大な毒虫になっていてビックリするところから始まります。この小説は、変身の恐怖を主題にしていますが、怖だけでなく、近年の「コスプレ」ブームが示すような、憧れもまた変身のテーマの一つでした。
恐怖と憧れをキーワードに、今回は「変身」を主題にした近代日本の短編小説を読んでいきますが、それを通して、わたしたち自身のこころの内部をのぞ覘くことができればと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 7月12日(金) 谷崎潤一郎 「刺青」その一
第2回 7月26日(金) 谷崎潤一郎 「刺青」その二
第3回 8月 2日(金) 中島敦 『山月記』その一
第4回 8月 9日(金) 中島敦 『山月記』その二
第5回 8月23日(金) 江戸川乱歩 『芋虫』その一
第6回 8月30日(金) 江戸川乱歩 『芋虫』その二
第7回 9月 6日(金) 吉田健一 『海坊主』
フランツ・カフカの『変身』という小説は、主人公が、朝、目覚めたら自分が巨大な毒虫になっていてビックリするところから始まります。この小説は、変身の恐怖を主題にしていますが、怖だけでなく、近年の「コスプレ」ブームが示すような、憧れもまた変身のテーマの一つでした。
恐怖と憧れをキーワードに、今回は「変身」を主題にした近代日本の短編小説を読んでいきますが、それを通して、わたしたち自身のこころの内部をのぞ覘くことができればと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 7月12日(金) 谷崎潤一郎 「刺青」その一
第2回 7月26日(金) 谷崎潤一郎 「刺青」その二
第3回 8月 2日(金) 中島敦 『山月記』その一
第4回 8月 9日(金) 中島敦 『山月記』その二
第5回 8月23日(金) 江戸川乱歩 『芋虫』その一
第6回 8月30日(金) 江戸川乱歩 『芋虫』その二
第7回 9月 6日(金) 吉田健一 『海坊主』
講師陣
名前 | 岩佐 壯四郎 |
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肩書き | 関東学院大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代文学・比較文学の分野で研究活動を展開し、演劇批評も執筆している。『抱月のベル・エポック』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『世紀末の自然主義』、『日本近代文学の断面1890-1920』『島村抱月の文芸批評と美学理論』等のほか、近著に『点景・昭和期の文学』がある。 |