講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-27 / 文学 / 学内講座コード:18B1613801
短歌創作と鑑賞 ― 応用篇
- 開催日
- 9月28日(金)、10月12日(金)、10月26日(金)、11月16日(金)、11月30日(金)、12月14日(金)、 1月11日(金)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 25
- その他
- 9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
人間の生きた息づかい、こころの底からの純粋なかがやき、そこに素肌が触れて何かしら高められていくような思い ― たんなる気散じや気晴らしでなく ― このような思いをわたしたちの胸に伝えてくれるものを求めて「芸術」と名づけますと、短歌は確かに芸術の一ジャンルであってきました。しかも、詩形の小ささゆえに、誰でも近づける、親しみやすい「芸術」の一つでもあってきたのです。このような短歌を存分に読み味わうためにはやはり学びが必要です。鑑賞と創作と、その基礎を学びます。定番歌人の生涯を通じて、近代百年の歴史の変化を実感しつつ、自らの作歌の糧にしてゆきたいと思います。今回は、北原白秋の歌集『桐の花』から『海阪』までをとりあげます。希望者は実作・鑑賞文を毎回提出していただいてけっこうです。
【講座スケジュール】
第1回 9月28日(金) 定番歌人を読もう(1)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『桐の花』(大正二年、清新な感覚と恋の時代)
第2回10月12日(金) 定番歌人を読もう(2)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『雲母集』(大正四年、三浦三崎時代)
第3回10月26日(金) 定番歌人を読もう(3)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『雀の卵』(大正十年、葛飾貧困時代)
第4回11月16日(金) 定番歌人を読もう(4)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『雀の卵』続、『観相の秋』(大正十一年)
第5回11月30日(金) 定番歌人を読もう(5)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『篁』(昭和四年、長歌を中心として)
第6回12月14日(金) 定番歌人を読もう(6)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『風隠集』(大正末期、関東大震災前後)
第7回 1月11日(金) 定番歌人を読もう(7)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『海阪』(大正末期から昭和初期)
人間の生きた息づかい、こころの底からの純粋なかがやき、そこに素肌が触れて何かしら高められていくような思い ― たんなる気散じや気晴らしでなく ― このような思いをわたしたちの胸に伝えてくれるものを求めて「芸術」と名づけますと、短歌は確かに芸術の一ジャンルであってきました。しかも、詩形の小ささゆえに、誰でも近づける、親しみやすい「芸術」の一つでもあってきたのです。このような短歌を存分に読み味わうためにはやはり学びが必要です。鑑賞と創作と、その基礎を学びます。定番歌人の生涯を通じて、近代百年の歴史の変化を実感しつつ、自らの作歌の糧にしてゆきたいと思います。今回は、北原白秋の歌集『桐の花』から『海阪』までをとりあげます。希望者は実作・鑑賞文を毎回提出していただいてけっこうです。
【講座スケジュール】
第1回 9月28日(金) 定番歌人を読もう(1)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『桐の花』(大正二年、清新な感覚と恋の時代)
第2回10月12日(金) 定番歌人を読もう(2)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『雲母集』(大正四年、三浦三崎時代)
第3回10月26日(金) 定番歌人を読もう(3)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『雀の卵』(大正十年、葛飾貧困時代)
第4回11月16日(金) 定番歌人を読もう(4)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『雀の卵』続、『観相の秋』(大正十一年)
第5回11月30日(金) 定番歌人を読もう(5)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『篁』(昭和四年、長歌を中心として)
第6回12月14日(金) 定番歌人を読もう(6)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『風隠集』(大正末期、関東大震災前後)
第7回 1月11日(金) 定番歌人を読もう(7)北原白秋・前期
詳細:歌に出会う ― 『海阪』(大正末期から昭和初期)
備考
【備考】
※テキストは、『北原白秋全集』(岩波書店)全三巻。古本で求められます。
※テキストは、『北原白秋全集』(岩波書店)全三巻。古本で求められます。
講師陣
名前 | 阿木津 英 |
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肩書き | 歌人、日本文藝家協会会員 |
プロフィール | 1950 年福岡県生まれ。歌集『紫木蓮まで・風舌』『天の鴉片』『巌のちから』『黄鳥』など。評論集『イシュタルの林檎』『折口信夫の女歌論』(以上、五柳書院)、『二十一世紀短歌と女の歌』(學藝書林)、『方代を読む』『短歌講座キャラバン』(現代短歌社)、『短歌のジェンダー』(編著、本阿弥書店)など。現代歌人協会賞・短歌研究賞などを受賞。 |