講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-13 / 文学 / 学内講座コード:18B1613301
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その10
- 開催日
- 9月27日(木)、10月11日(木)、10月25日(木)、11月 1日(木)、11月15日(木)、12月13日(木)、12月20日(木)、 1月10日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その10」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月27日(木) 平家一門と大宰府・宇佐宮――地域に伝わる説話(巻第三十三)
詳細:九州へ下った平家一門が、大宰府に入り、その後、宇佐宮に詣でる過程を読み進めます。
第2回10月11日(木) 京の義仲、鎌倉の頼朝――対照される武将像(巻第三十三)
詳細:鎌倉で征夷大将軍に任命された頼朝と、都で暮らす義仲の姿とを読み解きます。
第3回10月25日(木) 義仲、転々――西国下向から上洛へ(巻第三十三)
詳細:平家追討のために西国に向かった義仲軍の戦いと、一転して慌てて上洛する様子を追ってみましょう。
第4回11月 1日(木) 城郭となった法住寺殿――義仲との関係(巻第三十四)
詳細:義仲との戦いで戦場となった後白河院の御所法住寺殿。その城郭としての描かれかたに注目します。
第5回11月15日(木) 法住寺合戦のゆくえ――討たれた人々(巻第三十四)
詳細:天台座主明雲以下、いくさで命を落とした人々の振る舞いかたに光を当てます。
第6回12月13日(木) 東国の馬揃え――頼朝と佐々木高綱(巻第三十四)
詳細:法住寺合戦の知らせを受けて、兵馬を揃える東国の様子と、京へ馳せ参じる佐々木高綱の姿を読み進めます。
第7回12月20日(木) 義経と範頼の入京――後白河院のもとへ(巻第三十五)
詳細:東国を発った義経・範頼兄弟が京へ入り、後白河院のもとへ駆けつける過程を読み進めます。
第8回 1月10日(木) 佐々木高綱、宇治川を渡る――渡河という課題(巻第三十五)
詳細:佐々木高綱の姿を通して、宇治川を渡って都に入る話がもつ本質を考えてみます。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その10」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月27日(木) 平家一門と大宰府・宇佐宮――地域に伝わる説話(巻第三十三)
詳細:九州へ下った平家一門が、大宰府に入り、その後、宇佐宮に詣でる過程を読み進めます。
第2回10月11日(木) 京の義仲、鎌倉の頼朝――対照される武将像(巻第三十三)
詳細:鎌倉で征夷大将軍に任命された頼朝と、都で暮らす義仲の姿とを読み解きます。
第3回10月25日(木) 義仲、転々――西国下向から上洛へ(巻第三十三)
詳細:平家追討のために西国に向かった義仲軍の戦いと、一転して慌てて上洛する様子を追ってみましょう。
第4回11月 1日(木) 城郭となった法住寺殿――義仲との関係(巻第三十四)
詳細:義仲との戦いで戦場となった後白河院の御所法住寺殿。その城郭としての描かれかたに注目します。
第5回11月15日(木) 法住寺合戦のゆくえ――討たれた人々(巻第三十四)
詳細:天台座主明雲以下、いくさで命を落とした人々の振る舞いかたに光を当てます。
第6回12月13日(木) 東国の馬揃え――頼朝と佐々木高綱(巻第三十四)
詳細:法住寺合戦の知らせを受けて、兵馬を揃える東国の様子と、京へ馳せ参じる佐々木高綱の姿を読み進めます。
第7回12月20日(木) 義経と範頼の入京――後白河院のもとへ(巻第三十五)
詳細:東国を発った義経・範頼兄弟が京へ入り、後白河院のもとへ駆けつける過程を読み進めます。
第8回 1月10日(木) 佐々木高綱、宇治川を渡る――渡河という課題(巻第三十五)
詳細:佐々木高綱の姿を通して、宇治川を渡って都に入る話がもつ本質を考えてみます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
---|---|
肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |