大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
王朝時代には、天皇たちにも日記を書く習慣がありました。今から千年も昔の天皇たちが、日記を残しているのです。そして、それらの日記からは、天皇の眼から見た王朝時代の貴族社会のあり方を知ることができますし、また、当時の天皇たちそれぞれの、さまざまな個性を読み取ることができます。
そこで、この講座では、王朝時代の天皇および貴族社会ついての理解を深めるために、当時を代表する四人の天皇たちの日記を紐解(ひもと)いていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 1月31日(木) 宇多(うだ)天皇の日記を読む その1
第2回 2月 7日(木) 宇多天皇の日記を読む その2
第3回 2月14日(木) 醍醐(だいご) 天皇の日記を読む その1
第4回 2月21日(木) 醍醐天皇の日記を読む その2
第5回 2月28日(木) 村上(むらかみ)天皇の日記を読む その1
第6回 3月 7日(木) 村上天皇の日記を読む その2
第7回 3月14日(木) 村上天皇の日記を読む その3/一条(いちじょう)天皇の日記を読む

名前	繁田 信一
肩書き	神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール	1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。