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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-26 / 文学 / 学内講座コード:18B1612601

右大臣藤原実資の王朝時代(9月開講) 藤原道長による権力の掌握を『小右記』に見る

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
9月27日(木)、10月 4日(木)、10月11日(木)、10月18日(木)、10月25日(木)、11月 1日(木)、11月 8日(木)、11月15日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
30
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
長徳元年(九九五)、あの藤原道長(みちなが)が、ついに政権担当者の座に着きます。ここからが、藤原道長の栄華のはじまりです。
ところが、この頃の道長自身の日記は、今に伝わっていません。道長による権力の掌握の次第を、道長自身の日記から知ることができないのです。
そして、そんな長徳元年の道長について、最も詳細な記録を残したのが、道長には又従兄弟(またいとこ)にあたる藤原実資(さねすけ)なのです。『小右記(しょうゆうき)』として知られる実資の日記は、関白(かんぱく)藤原道隆(みちたか)が亡くなった後、その道隆の嫡男(ちゃくなん)にして内大臣(ないだいじん)であった伊周(これちか)と、道隆の弟ではあってもいまだ大納言(だいなごん)でしかなかった道長とが、いかに道隆の後継者の座を争ったかを、詳細に記録しています。
そこで、この講座では、大納言の道長が、どうやって内大臣の伊周を差し置いて、朝廷の主導権を握るに至ったのかを、藤原実資の『小右記』から再現してみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 9月27日(木) 長徳(ちょうとく)元年(九九五)春
第2回10月 4日(木) 長徳元年夏・秋・冬
第3回10月11日(木) 長徳二年(九九六)春・夏
第4回10月18日(木) 長徳二年夏
第5回10月25日(木) 長徳二年秋
第6回11月 1日(木) 長徳二年冬
第7回11月 8日(木) 長徳三年(九九七)春・夏
第8回11月15日(木) 長徳三年秋・冬

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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