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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-12 / 文学 / 学内講座コード:18A1613001

『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その9

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
4月26日(木)、 5月10日(木)、 5月24日(木)、 5月31日(木)、 6月14日(木)、 6月21日(木)、 7月 5日(木)、 7月26日(木)
講座回数
8回
時間
10:00~11:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
50
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その9」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。

【講座スケジュール】
第1回 4月26日(木) 斎藤別当実盛の討死 ― 北陸で討たれた人々(巻第三十)
詳細:北陸での戦いで命を落とした斎藤別当実盛らの姿に注目してみましょう。
第2回 5月10日(木) 兵乱と神仏への祈願 ― 先例との対峙(巻第三十)
詳細:兵乱がうち続くなか、さまざまな神仏への祈願をなす人々の姿がどのように描かれているか、その様相を読み解きます。
第3回 5月24日(木) 平家都落ち ― 維盛の都落ち(巻第三十一)
詳細:平家一門の都落ちのうち、維盛が都を離れる場面を読み解きます。
第4回 5月31日(木) 平家都落ち ― 経正の都落ち(巻第三十一)
詳細:維盛に続いて語られる経正らの都落ちの様相を読み進めます。
第5回 6月14日(木) 平家都落ち ― 頼盛と忠度(巻第三十一・三十二)
詳細:平家一門の都落ちに同行しなかった頼盛と、和歌を残した忠度の話を中心に取りあげます。
第6回 6月21日(木) 福原の平家一門 ― ふたつの都をゆく(巻第三十二)
詳細:福原へたどり着いた平家一門が管絃講を催すことになる過程とその描写に光を当ててみましょう。
第7回 7月 5日(木) 新帝即位 ― 即位をめぐる物語(巻第三十二)
詳細:新帝後鳥羽天皇が即位する場面と、それに関連する二つの故事に光を当てます。
第8回 7月26日(木) 九州に至った平家一門 ― 都落ち以後の動静(巻第三十二)
詳細:都落ちの後、平家一門は九州にまで移っていきます。その過程をていねいに読み進めましょう。

講師陣

名前 鈴木 彰
肩書き 立教大学文学部教授
プロフィール 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。
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