大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
『源氏物語』を、初めて読む方のための講座です。初めての方でも分かりやすいように、基礎的な事柄から、丁寧に解説して行きます。
登場人物と、お互いの縁故関係、天皇とお妃のあり方、貴族たちの日常生活、恋愛と結婚など…
そのほかにも、『源氏物語』を読むために必要な知識を、原文(現代語訳付き)を使い、分かりやすく説明いたします。
現代語訳で読み始めたけれども、途中で分からなくなってしまった方も、大丈夫です。皆様とご一緒に、楽しく『源氏物語』の世界を味わってみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 6月27日(水) 「葵」 ― (9)(『源氏物語』入門)
詳細：思いもかけなかった新枕に、紫の上は衝撃を受け、悩み苦しみます。
第2回 7月11日(水) 「葵」 ― (10)
詳細：光源氏は、心のうちとけない紫の上の御機嫌を取って1 日を過ごします。
第3回 7月25日(水) 「葵」 ― (11)
詳細：新婚三日目の夜、光源氏は三日夜の餅を紫の上と共に食します。
第4回 9月 5日(水) 「葵」 ― (12)
詳細：新枕の後、光源氏はあやしいまでに紫の上を思うようになりました。
第5回 9月12日(水) 「賢木」 ― (1)
詳細：六条御息所は、光源氏との愛情問題で悩んだ末、娘の斎宮と共に伊勢に下ることに決めます。

名前	宇留田 初実
肩書き	聖徳大学児童学部講師
プロフィール	青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003 年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003 年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現――日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。