講座詳細情報
申し込み締切日:2017-10-12 / 文学 / 学内講座コード:17B1613501
平家物語のこころに親しむ その13
- 開催日
- 10月13日(金)、10月27日(金)、11月10日(金)、12月15日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,500円
- 定員
- 50
- その他
- 5800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』には、平安末期の戦乱が続く社会を生きた人々のさまざまな姿が描かれています。いま、私たちはこの物語とどのように向きあえるのでしょうか。この講座は、『平家物語』をこれから読んでみようと考えている方や、少しは読んだことがあるという方を対象とした入門講座です。物語に関する基礎知識を紹介しながら、いくつかの場面を原文で読み進め、物語世界に少しずつ接していきます。この講座で『平家物語』の扉をひらいてみませんか。今期は『平家物語』とその周辺に視野を広げながら、物語を彩る四人の人たちの姿に光を当て、物語への理解を深めていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(金) 帰洛への思い ― 鬼界島流人藤原成経
詳細:鬼界島に流された藤原成経の帰洛への思いを読み取っていきます。
第2回10月27日(金) 静賢の立場 ― 後白河院の側近として
詳細:後白河院の側近のひとりとして物語の中に点描される静賢の姿を追い、その役割について考えます。
第3回11月10日(金) 幽閉された後白河院 ― 鳥羽殿という空間
詳細:清盛による政変で、後白河院は鳥羽殿に幽閉されました。その様相を読み解きます。
第4回12月15日(金) 高倉上皇の願い ― 厳島御幸の政治性
詳細:父後白河院の幽閉を解くために厳島神社に赴いた高倉上皇とその一行の言動をていねいにたどります。
『平家物語』には、平安末期の戦乱が続く社会を生きた人々のさまざまな姿が描かれています。いま、私たちはこの物語とどのように向きあえるのでしょうか。この講座は、『平家物語』をこれから読んでみようと考えている方や、少しは読んだことがあるという方を対象とした入門講座です。物語に関する基礎知識を紹介しながら、いくつかの場面を原文で読み進め、物語世界に少しずつ接していきます。この講座で『平家物語』の扉をひらいてみませんか。今期は『平家物語』とその周辺に視野を広げながら、物語を彩る四人の人たちの姿に光を当て、物語への理解を深めていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(金) 帰洛への思い ― 鬼界島流人藤原成経
詳細:鬼界島に流された藤原成経の帰洛への思いを読み取っていきます。
第2回10月27日(金) 静賢の立場 ― 後白河院の側近として
詳細:後白河院の側近のひとりとして物語の中に点描される静賢の姿を追い、その役割について考えます。
第3回11月10日(金) 幽閉された後白河院 ― 鳥羽殿という空間
詳細:清盛による政変で、後白河院は鳥羽殿に幽閉されました。その様相を読み解きます。
第4回12月15日(金) 高倉上皇の願い ― 厳島御幸の政治性
詳細:父後白河院の幽閉を解くために厳島神社に赴いた高倉上皇とその一行の言動をていねいにたどります。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |