講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-21 / 文学 / 学内講座コード:17B1613401
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その8
- 開催日
- 10月 5日(木)、10月12日(木)、11月 2日(木)、11月 9日(木)、11月16日(木)、11月30日(木)、12月14日(木)、 1月11日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その8」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回10月 5日(木) 諸国蜂起 ― 動乱の全国的波及(巻第二十六)
詳細:木曾義仲をはじめ、諸国の反平家勢力が蜂起する様子を読み進めましょう。
第2回10月12日(木) 清盛の死去 ― 夢と怪異(巻第二十六)
詳細:熱病で他界した清盛の様子に注目するとともに、関連して語られる夢と怪異に光を当て、その意味を考えます。
第3回11月 2日(木) 清盛没後の動静 ― 誕生と死の因果(巻第二十六)
詳細:清盛が他界した後におきた出来事などを通して、物語がもつ人の誕生と死をめぐる因果観を読み解きます。
第4回11月 9日(木) うち続くいくさと祈?― 拡大する戦乱(巻第二十七)
詳細:諸国でいくさが起こり、戦乱が拡大していったことに並行して、神仏への祈?が続けられていた状況に注目します。
第5回11月16日(木) 頼朝と義仲の不和 ― 抗争の始まり(巻第二十八)
詳細:頼朝と義仲の関係が悪化し、抗争関係が生じていく過程をていねいに読み進めます。
第6回11月30日(木) 燧(ひうち)が城の攻防 ― 竹生島参詣のあと(巻第二十八)
詳細:平経正の竹生島詣でから北陸燧が城での戦いに至る流れを俯瞰し、その脈絡を読み解きます。
第7回12月14日(木) 義仲軍の布陣 ― 北陸合戦へ(巻第二十九)
詳細:都をめざす義仲軍が埴生八幡宮に祈願し、?利迦羅山で布陣するまでの過程を読み進めます。
第8回 1月11日(木) 砺波山の戦い ― 源平両軍の衝突(巻第二十九)
詳細:砺波山で衝突した義仲軍と平家軍。その様相をていねいに読み進めていきます。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その8」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回10月 5日(木) 諸国蜂起 ― 動乱の全国的波及(巻第二十六)
詳細:木曾義仲をはじめ、諸国の反平家勢力が蜂起する様子を読み進めましょう。
第2回10月12日(木) 清盛の死去 ― 夢と怪異(巻第二十六)
詳細:熱病で他界した清盛の様子に注目するとともに、関連して語られる夢と怪異に光を当て、その意味を考えます。
第3回11月 2日(木) 清盛没後の動静 ― 誕生と死の因果(巻第二十六)
詳細:清盛が他界した後におきた出来事などを通して、物語がもつ人の誕生と死をめぐる因果観を読み解きます。
第4回11月 9日(木) うち続くいくさと祈?― 拡大する戦乱(巻第二十七)
詳細:諸国でいくさが起こり、戦乱が拡大していったことに並行して、神仏への祈?が続けられていた状況に注目します。
第5回11月16日(木) 頼朝と義仲の不和 ― 抗争の始まり(巻第二十八)
詳細:頼朝と義仲の関係が悪化し、抗争関係が生じていく過程をていねいに読み進めます。
第6回11月30日(木) 燧(ひうち)が城の攻防 ― 竹生島参詣のあと(巻第二十八)
詳細:平経正の竹生島詣でから北陸燧が城での戦いに至る流れを俯瞰し、その脈絡を読み解きます。
第7回12月14日(木) 義仲軍の布陣 ― 北陸合戦へ(巻第二十九)
詳細:都をめざす義仲軍が埴生八幡宮に祈願し、?利迦羅山で布陣するまでの過程を読み進めます。
第8回 1月11日(木) 砺波山の戦い ― 源平両軍の衝突(巻第二十九)
詳細:砺波山で衝突した義仲軍と平家軍。その様相をていねいに読み進めていきます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |