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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-10 / 文学 / 学内講座コード:17B1612401

『源氏物語』と日本の伝統文化 歌舞伎と『源氏物語』

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月11日(水)、10月25日(水)
講座回数
2回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
3,500円
定員
50
その他
3100(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『源氏物語』には、雅楽・舞楽・香・披講・朗詠・蹴鞠・装束などの、日本の伝統文化が多く登場します。『源氏物語』の様々な場面で、日本の伝統文化は、物語の展開・人物の造形に重要な役割を果たしています。「紅葉賀」の巻に登場する有名な青海波の舞は、光源氏の美の描写の精華になっています。
さらに『源氏物語』が、後世の日本文化 ― 絵画・能楽・歌舞伎など ― に与えた影響も見逃せません。六条御息所の生霊を描く謡曲「葵上」は、よく知られた作品です。
本講座では、『源氏物語』と日本の伝統文化を取り上げ、『源氏物語』の本文などから学ぶと共に、各分野の専門家をお招きしてお話を伺います。

【講座スケジュール】
第1回10月11日(水) 歌舞伎につながる舞台芸術としての舞楽【宇留田 初実】
詳細:役者が舞台で舞い、演技する歌舞伎の魅力の源流は、舞楽にあったと言ってもよいでしょう。「源氏物語」の舞楽の場面を取り上げ、歌舞伎の舞台でも舞われる舞台芸術としての舞楽の魅力と、光源氏などの登場人物の描写を味わいます。
第2回10月25日(水) 歌舞伎になった「源氏物語」【山本 吉之助】
詳細:江戸期における歌舞伎の「源氏物語」として挙げられる上演は、「源氏物語」の翻案である『偐(にせ)紫田舎源氏』の舞台化です。「源氏物語」の本格的な上演は、戦後の歌舞伎座での船橋聖一の脚本によるものでした。9 代目市川海老蔵(11 代目市川団十郎)が光源氏を演じたこの舞台は、海老さまブームを巻き起こし、空前の大ヒットとなりました。

講師陣

名前 宇留田 初実
肩書き 聖徳大学児童学部講師
プロフィール 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003 年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003 年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現――日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。
名前 山本 吉之助
肩書き 歌舞伎評論家
プロフィール 1957 年兵庫県神戸市生まれ。観劇歴は40 数年。会社勤めの傍ら、伝統芸能、主として歌舞伎の研究・評論執筆に従事し、歌舞伎講座を長年主催してきた。著書に『十八代目中村勘三郎の芸』『女形の美学~たおやめぶりの戦略』など(以上アルファベータ・ブックス)。
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