講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-06 / 文学 / 学内講座コード:17A1614201
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その7
- 開催日
- 4月20日(木)、 4月27日(木)、 5月11日(木)、 5月18日(木)、 6月 8日(木)、 6月22日(木)、 7月 6日(木)、 7月20日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その7」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月20日(木) 頼朝のもとに集う人々――房総の動静(巻第二十二)
詳細:房総半島に渡った頼朝を支えるべく集まった武士たちの姿に注目してみましょう。
第2回 4月27日(木) 頼朝と将門――朝敵追討の先例(巻第二十三)
詳細:挙兵した頼朝は、追討すべき朝敵として平将門の姿と重ね合わせられます。その様相を読み解きます。
第3回 5月11日(木) 拡大する頼朝勢――隅田川布陣から冨士川の戦いへ(巻第二十三)
詳細:頼朝の軍勢がますます拡大していく様相を、いくつかのエピソードを通して俯瞰します。
第4回 5月18日(木) 頼朝、鎌倉入り――八幡大菩薩の利生(巻第二十三)
詳細:冨士川の戦いを経て鎌倉入りした頼朝とその周囲の動向を読み解きます。
第5回 6月 8日(木) 福原京から平安京へ――都帰りのありさま(巻第二十四)
詳細:新都福原から平安京への還都の経過はどのように描き出されているか、ていねいに読み進めます。
第6回 6月22日(木) 南都焼き討ち――仏法破滅(巻第二十四)
詳細:清盛が命じた南都への攻撃は仏法破滅を象徴する出来事として語られます。その表現に光を当ててみましょう。
第7回 7月 6日(木) 高倉院崩御――追悼説話を読む(巻第二十五)
詳細:若くして亡くなった高倉院に関するエピソードを順次読み進め、その特色を発見していきます。
第8回 7月20日(木) 小督譚の位置づけ――高倉院追悼説話の色彩(巻第二十五)
詳細:小督譚を通して、一連の高倉院追悼説話に備わっている独特な色合いをつかみます。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その7」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月20日(木) 頼朝のもとに集う人々――房総の動静(巻第二十二)
詳細:房総半島に渡った頼朝を支えるべく集まった武士たちの姿に注目してみましょう。
第2回 4月27日(木) 頼朝と将門――朝敵追討の先例(巻第二十三)
詳細:挙兵した頼朝は、追討すべき朝敵として平将門の姿と重ね合わせられます。その様相を読み解きます。
第3回 5月11日(木) 拡大する頼朝勢――隅田川布陣から冨士川の戦いへ(巻第二十三)
詳細:頼朝の軍勢がますます拡大していく様相を、いくつかのエピソードを通して俯瞰します。
第4回 5月18日(木) 頼朝、鎌倉入り――八幡大菩薩の利生(巻第二十三)
詳細:冨士川の戦いを経て鎌倉入りした頼朝とその周囲の動向を読み解きます。
第5回 6月 8日(木) 福原京から平安京へ――都帰りのありさま(巻第二十四)
詳細:新都福原から平安京への還都の経過はどのように描き出されているか、ていねいに読み進めます。
第6回 6月22日(木) 南都焼き討ち――仏法破滅(巻第二十四)
詳細:清盛が命じた南都への攻撃は仏法破滅を象徴する出来事として語られます。その表現に光を当ててみましょう。
第7回 7月 6日(木) 高倉院崩御――追悼説話を読む(巻第二十五)
詳細:若くして亡くなった高倉院に関するエピソードを順次読み進め、その特色を発見していきます。
第8回 7月20日(木) 小督譚の位置づけ――高倉院追悼説話の色彩(巻第二十五)
詳細:小督譚を通して、一連の高倉院追悼説話に備わっている独特な色合いをつかみます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |