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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-12-13 / 文学 / 学内講座コード:16B1613301

『源氏物語』を読む

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
12月14日(水)、12月21日(水)、 1月18日(水)、 2月 1日(水)、 2月15日(水)、 3月 1日(水)、 3月 8日(水)、 3月15日(水)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
50
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄……作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治……。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。

【講座スケジュール】
第1回12月14日(水) 「絵合」(1)
詳細:亡き六条御息所の娘の斎宮は、光源氏の養女となりました。冷泉帝の後宮に、女御として入内することになります。
第2回12月21日(水) 「絵合」(2)
詳細:斎宮に思いをよせている朱雀院は、豪華な贈物を斎宮にします。櫛の箱に付けられた朱雀院の歌を見て、光源氏は畏れ多いと思います。
第3回 1月18日(水) 「絵合」(3)
詳細:冷泉帝の後宮には、すでに権中納言(昔の頭中将)の娘が、弘徽殿女御として入内していました。
第4回 2月 1日(水) 「絵合」(4)
詳細:冷泉帝は絵が好きで、自分でも上手に描きます。帝の寵愛は、絵の上手な斎宮女御に移っていきます。
第5回 2月15日(水) 「絵合」(5)
詳細:帝の御前で、斎宮女御方と弘徽殿女御方の、絵合の勝負が行われることになりました。後見の光源氏と権中納言は、懸命に絵を集めます。
第6回 3月 1日(水) 「 絵合」(6)
詳細:絵合の勝負はなかなかつかなかったのですが、最後に光源氏の描いた須磨の絵日記が出されます。この絵日記で、斎宮女御の勝が決まりました。
第7回 3月 8日(水) 「松風」(1)
詳細:光源氏の自邸の二条院の隣に、東二条院が完成します。光源氏は明石君に、京に上って東二条院の東の対に入るようにと依頼します。
第8回 3月15日(水) 「松風」(2)
詳細:明石入道は、妻の祖父の中務宮の山荘が大堰にあったことを思い出します。明石君と明石姫君は、母の尼君と共に大堰に移り住むことになりました。

講師陣

名前 宇留田 初実
肩書き 聖徳大学児童学部講師
プロフィール 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現――日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。
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