講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-15 / 文学 / 学内講座コード:16B1613001
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その6
- 開催日
- 9月29日(木)、10月 6日(木)、10月20日(木)、11月10日(木)、11月17日(木)、12月 8日(木)、12月15日(木)、 1月12日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その6」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月29日(木) 文覚道心の起こり――発心譚の位相(巻第十九)
詳細:文覚の発心由来譚を読みなおし、作中での位相を考えます。
第2回10月 6日(木) 流人たちの出会い――伊豆の頼朝と文覚(巻第十九)
詳細:流罪先の伊豆で出会った頼朝と文覚。その様相を読み進めます。
第3回10月20日(木) 八牧夜討ち――挙兵の始まり(巻第二十)
詳細:頼朝挙兵の始まりにあたるいくさがどのように描かれるか、ていねいに読み解きます。
第4回11月10日(木) 石橋山の戦い――頼朝の行方(巻第二十)
詳細:石橋山の戦いの経過と敗れた頼朝の行方の語られ方を俯瞰します。
第5回11月17日(木) 佐々木一族の物語――頼朝のもとへ(巻第二十)
詳細:挙兵に際して、頼朝のもとに馳せ参じた者の代表として、佐々木一族に関する物語に光を当ててみましょう。
第6回12月 8日(木) 杉山山中の逃避行――奇瑞と故事を語る意味(巻第二十一)
詳細:山中を逃げ落ちる頼朝について、いくつかの奇瑞と故事が語り添えられます。その意義を考えてみましょう。
第7回12月15日(木) 小坪合戦――畠山氏の動向(巻第二十一)
詳細:東国武士たちの動向のひとつとして、畠山氏の参戦がどのように語られるか、じっくりと読み解きます。
第8回 1月12日(木) 頼朝、安房へ――三浦氏と土肥氏の力(巻第二十二)
詳細:安房国へ渡海する頼朝を支えた三浦氏と土肥氏の物語を精読します。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その6」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月29日(木) 文覚道心の起こり――発心譚の位相(巻第十九)
詳細:文覚の発心由来譚を読みなおし、作中での位相を考えます。
第2回10月 6日(木) 流人たちの出会い――伊豆の頼朝と文覚(巻第十九)
詳細:流罪先の伊豆で出会った頼朝と文覚。その様相を読み進めます。
第3回10月20日(木) 八牧夜討ち――挙兵の始まり(巻第二十)
詳細:頼朝挙兵の始まりにあたるいくさがどのように描かれるか、ていねいに読み解きます。
第4回11月10日(木) 石橋山の戦い――頼朝の行方(巻第二十)
詳細:石橋山の戦いの経過と敗れた頼朝の行方の語られ方を俯瞰します。
第5回11月17日(木) 佐々木一族の物語――頼朝のもとへ(巻第二十)
詳細:挙兵に際して、頼朝のもとに馳せ参じた者の代表として、佐々木一族に関する物語に光を当ててみましょう。
第6回12月 8日(木) 杉山山中の逃避行――奇瑞と故事を語る意味(巻第二十一)
詳細:山中を逃げ落ちる頼朝について、いくつかの奇瑞と故事が語り添えられます。その意義を考えてみましょう。
第7回12月15日(木) 小坪合戦――畠山氏の動向(巻第二十一)
詳細:東国武士たちの動向のひとつとして、畠山氏の参戦がどのように語られるか、じっくりと読み解きます。
第8回 1月12日(木) 頼朝、安房へ――三浦氏と土肥氏の力(巻第二十二)
詳細:安房国へ渡海する頼朝を支えた三浦氏と土肥氏の物語を精読します。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |