講座詳細情報
申し込み締切日:2016-05-31 / 文学 / 学内講座コード:16A1613301
『源氏物語』を読む
- 開催日
- 6月 1日(水)、 6月15日(水)、 6月29日(水)、 7月13日(水)、 8月31日(水)、 9月 7日(水)、 9月14日(水)、 9月21日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄……作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治……。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 6月 1日(水) 「蓬生」(1)
詳細:光源氏が須磨・明石にいる間、末摘花はひたすら光源氏を待ち続けました。末摘花の広い屋敷は、すっかり荒廃してしまいました。
第2回 6月15日(水) 「蓬生」(2)
詳細:光源氏は京にもどってきても、末摘花の屋敷にはやってきません。屋敷は益々荒れ果て、盗人さえも素通りする有様です。
第3回 6月29日(水) 「蓬生」(3)
詳細:受領の妻になったために、家の恥とさげすまされていた叔母が、末摘花を訪ねてきました。
第4回 7月13日(水) 「蓬生」(4)
詳細:叔母の夫は此度、太宰の大弐に出世しました。叔母はこの際、末摘花を女房にして、九州に連れて行こうと画策します。
第5回 8月31日(水) 「蓬生」(5)
詳細:末摘花は叔母のさそいを断ります。叔母は末摘花の頼りにしていた乳母子を、連れて行ってしまいます。
第6回 9月 7日(水) 「蓬生」(6)
詳細:光源氏は花散里の屋敷に行く途中、末摘花の屋敷の前を通りかかります。光源氏は、末摘花を思い出しました。
第7回 9月14日(水) 「蓬生」(7)
詳細:再び、光源氏の手厚い庇護を受けることになった末摘花。屋敷には光と活気がもどってきます。
第8回 9月21日(水) 「関屋」
詳細:夫と共に常陸に降っていた空蟬は、帰京の途中、逢坂の関に差しかかります。その時、光源氏も逢坂の関を越えようとしていたのです。
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄……作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治……。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 6月 1日(水) 「蓬生」(1)
詳細:光源氏が須磨・明石にいる間、末摘花はひたすら光源氏を待ち続けました。末摘花の広い屋敷は、すっかり荒廃してしまいました。
第2回 6月15日(水) 「蓬生」(2)
詳細:光源氏は京にもどってきても、末摘花の屋敷にはやってきません。屋敷は益々荒れ果て、盗人さえも素通りする有様です。
第3回 6月29日(水) 「蓬生」(3)
詳細:受領の妻になったために、家の恥とさげすまされていた叔母が、末摘花を訪ねてきました。
第4回 7月13日(水) 「蓬生」(4)
詳細:叔母の夫は此度、太宰の大弐に出世しました。叔母はこの際、末摘花を女房にして、九州に連れて行こうと画策します。
第5回 8月31日(水) 「蓬生」(5)
詳細:末摘花は叔母のさそいを断ります。叔母は末摘花の頼りにしていた乳母子を、連れて行ってしまいます。
第6回 9月 7日(水) 「蓬生」(6)
詳細:光源氏は花散里の屋敷に行く途中、末摘花の屋敷の前を通りかかります。光源氏は、末摘花を思い出しました。
第7回 9月14日(水) 「蓬生」(7)
詳細:再び、光源氏の手厚い庇護を受けることになった末摘花。屋敷には光と活気がもどってきます。
第8回 9月21日(水) 「関屋」
詳細:夫と共に常陸に降っていた空蟬は、帰京の途中、逢坂の関に差しかかります。その時、光源氏も逢坂の関を越えようとしていたのです。
講師陣
名前 | 宇留田 初実 |
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肩書き | 聖徳大学児童学部講師 |
プロフィール | 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現――日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。 |