講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-07 / 文学 / 学内講座コード:16A1613101
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その5
- 開催日
- 4月21日(木)、 4月28日(木)、 5月12日(木)、 5月19日(木)、 6月 9日(木)、 6月23日(木)、 7月 7日(木)、 7月21日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その5」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月21日(木) 頼政と以仁王の死――挙兵の余波(巻第十五)
詳細:いくさに敗れて命を落とした源頼政と以仁王の姿を追い、乱後の動向をつかみます。
第2回 4月28日(木) 帝位は人力にあらず――以仁王の立場(巻第十六)
詳細:以仁王の挙兵は、帝位に関わる動きとして描かれています。その様相を読み進めます。
第3回 5月12日(木) 頼政の文武――歌人として、武人として(巻第十六)
詳細:老将頼政に関わるさまざまな「芸」をものがたる挿話を紹介していきます。
第4回 5月19日(木) 将軍塚鳴動――都遷りの先に(巻第十六)
詳細:福原への都遷りは、さらなる天下の乱れを予感させるものでした。その描かれかたを確認します。
第5回 6月 9日(木) 新都と旧都――やさし蔵人(巻第十七)
詳細:新都福原と旧都平安京が対比的に描かれるさまを、ひとつのエピソードを通して読み取っていきます。
第6回 6月23日(木) 頼朝の「謀叛」――朝敵追討の先例(巻第十七)
詳細:頼朝の挙兵は当初、「謀叛」として受け止められました。その位置づけかたを読み取っていきます。
第7回 7月 7日(木) 頼朝と文覚――伊豆での邂逅(巻第十八)
詳細:頼朝に挙兵をうながす文覚の姿を、源平盛衰記はどのように語るのか、その様相を精読してみましょう。
第8回 7月21日(木) 文覚流罪――勧進聖の悪口(巻第十八)
詳細:文覚の悪口(あっこう)する姿が、源平盛衰記では際立っています。その多彩な表現を吟味してみましょう。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その5」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月21日(木) 頼政と以仁王の死――挙兵の余波(巻第十五)
詳細:いくさに敗れて命を落とした源頼政と以仁王の姿を追い、乱後の動向をつかみます。
第2回 4月28日(木) 帝位は人力にあらず――以仁王の立場(巻第十六)
詳細:以仁王の挙兵は、帝位に関わる動きとして描かれています。その様相を読み進めます。
第3回 5月12日(木) 頼政の文武――歌人として、武人として(巻第十六)
詳細:老将頼政に関わるさまざまな「芸」をものがたる挿話を紹介していきます。
第4回 5月19日(木) 将軍塚鳴動――都遷りの先に(巻第十六)
詳細:福原への都遷りは、さらなる天下の乱れを予感させるものでした。その描かれかたを確認します。
第5回 6月 9日(木) 新都と旧都――やさし蔵人(巻第十七)
詳細:新都福原と旧都平安京が対比的に描かれるさまを、ひとつのエピソードを通して読み取っていきます。
第6回 6月23日(木) 頼朝の「謀叛」――朝敵追討の先例(巻第十七)
詳細:頼朝の挙兵は当初、「謀叛」として受け止められました。その位置づけかたを読み取っていきます。
第7回 7月 7日(木) 頼朝と文覚――伊豆での邂逅(巻第十八)
詳細:頼朝に挙兵をうながす文覚の姿を、源平盛衰記はどのように語るのか、その様相を精読してみましょう。
第8回 7月21日(木) 文覚流罪――勧進聖の悪口(巻第十八)
詳細:文覚の悪口(あっこう)する姿が、源平盛衰記では際立っています。その多彩な表現を吟味してみましょう。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |