講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-03 / 文学 / 学内講座コード:15B1613201
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その4
- 開催日
- 9月17日(木)、10月 1日(木)、10月 8日(木)、10月15日(木)、10月22日(木)、11月12日(木)、11月19日(木)、12月17日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その4」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月17日(木) 重盛が見たもの――発病と他界(巻第十一)
詳細:平重盛について、発病から他界に至る過程と、生前の姿を伝える説話の様相を読み解きます。
第2回10月 1日(木) 流罪された人々――藤原師長と音楽説話(巻第十二)
詳細:清盛による政変で流罪された人々の様子を、とくに藤原師長に注目しながら読み進めます。
第3回10月 8日(木) 保元の乱の残響――教盛がみた夢(巻第十二)
詳細:平教盛がみた夢にあらわれた崇徳院ら保元の乱関係者の姿を追い、その叙述の特質に光をあてます。
第4回10月15日(木) 高倉院の厳島御幸――清盛と厳島(巻第十三)
詳細:高倉院の厳島御幸記事を読み進め、清盛の厳島信仰の描かれかたについて考えてみます。
第5回10月22日(木) 以仁王の挙兵と頼朝――源氏の挙兵(巻第十三)
詳細:挙兵を決意した以仁王の動きと、頼朝の挙兵までの動向をどのような関連のもとに描いていくのか、その始発部分を確認していきます。
第6回11月12日(木) 名馬、木下――頼政挙兵の事情(巻第十四)
詳細:頼政が挙兵した背景は、木下という名の名馬との関係で語られていきます。その様相を見渡していきます。
第7回11月19日(木) 南都・山門・寺門――寺院勢力の選択(巻第十四)
詳細:以仁王と頼政の動きに対して、南都興福寺、比叡山延暦寺、園城寺がみせたふるまいかたに注目してみましょう。
第8回12月17日(木) 宇治川での激戦――悪僧たちの活躍(巻第十五)
詳細:著名な宇治川の戦いの様子はどのように描き直されたのか、じっくりと読み解いていきます。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その4」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月17日(木) 重盛が見たもの――発病と他界(巻第十一)
詳細:平重盛について、発病から他界に至る過程と、生前の姿を伝える説話の様相を読み解きます。
第2回10月 1日(木) 流罪された人々――藤原師長と音楽説話(巻第十二)
詳細:清盛による政変で流罪された人々の様子を、とくに藤原師長に注目しながら読み進めます。
第3回10月 8日(木) 保元の乱の残響――教盛がみた夢(巻第十二)
詳細:平教盛がみた夢にあらわれた崇徳院ら保元の乱関係者の姿を追い、その叙述の特質に光をあてます。
第4回10月15日(木) 高倉院の厳島御幸――清盛と厳島(巻第十三)
詳細:高倉院の厳島御幸記事を読み進め、清盛の厳島信仰の描かれかたについて考えてみます。
第5回10月22日(木) 以仁王の挙兵と頼朝――源氏の挙兵(巻第十三)
詳細:挙兵を決意した以仁王の動きと、頼朝の挙兵までの動向をどのような関連のもとに描いていくのか、その始発部分を確認していきます。
第6回11月12日(木) 名馬、木下――頼政挙兵の事情(巻第十四)
詳細:頼政が挙兵した背景は、木下という名の名馬との関係で語られていきます。その様相を見渡していきます。
第7回11月19日(木) 南都・山門・寺門――寺院勢力の選択(巻第十四)
詳細:以仁王と頼政の動きに対して、南都興福寺、比叡山延暦寺、園城寺がみせたふるまいかたに注目してみましょう。
第8回12月17日(木) 宇治川での激戦――悪僧たちの活躍(巻第十五)
詳細:著名な宇治川の戦いの様子はどのように描き直されたのか、じっくりと読み解いていきます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |