講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-03 / 文学 / 学内講座コード:15A1613101
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その3
- 開催日
- 4月17日(金)、 4月24日(金)、 5月 8日(金)、 5月22日(金)、 5月29日(金)、 6月19日(金)、 7月 3日(金)、 7月17日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その3」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月17日(金) 鬼界島の流人たち――島での生活(巻第七)
詳細:鬼界島に流罪された人々の生活を物語がどのように描くのか、ていねいに読み解いていきます。
第2回 4月24日(金) 亡魂のゆくえ――藤原成親と崇徳院(巻第八)
詳細:流罪先で無惨な最期をとげた成親。その様子は何をものがたっているのでしょうか。
第3回 5月 8日(金) 行者後白河――伝法灌頂のこと(巻第八)
詳細:三井寺での伝法灌頂を希望した後白河院をとりまく仏教界の動向に光をあてます。
第4回 5月22日(金) 仏法衰滅――善光寺炎上のこと(巻第九)
詳細:比叡山の騒動と善光寺の炎上という仏法の衰滅を語る話題を読み進めます。
第5回 5月29日(金) 帰洛への願い――平康頼の熊野詣(巻第九)
詳細:鬼界島で帰洛を願った平康頼は熊野詣を実践します。その様子に注目してみましょう。
第6回 6月19日(金) 皇子誕生――安徳天皇を覆う影(巻第十)
詳細:新たに誕生した皇子(のちの安徳天皇)につきまとう影の正体を見定めていきます。
第7回 7月 3日(金) 島からの旅、島への旅――成経と有王(巻第十)
詳細:赦免されて鬼界島を離れて上洛する成経と、都から島へ向かう有王の姿を読み比べてみましょう。
第8回 7月17日(金) 俊寛の最期――有王との問答(巻第十一)
詳細:鬼界島で対面した俊寛と有王。その問答のことばをじっくりと読み解いていきます。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その3」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月17日(金) 鬼界島の流人たち――島での生活(巻第七)
詳細:鬼界島に流罪された人々の生活を物語がどのように描くのか、ていねいに読み解いていきます。
第2回 4月24日(金) 亡魂のゆくえ――藤原成親と崇徳院(巻第八)
詳細:流罪先で無惨な最期をとげた成親。その様子は何をものがたっているのでしょうか。
第3回 5月 8日(金) 行者後白河――伝法灌頂のこと(巻第八)
詳細:三井寺での伝法灌頂を希望した後白河院をとりまく仏教界の動向に光をあてます。
第4回 5月22日(金) 仏法衰滅――善光寺炎上のこと(巻第九)
詳細:比叡山の騒動と善光寺の炎上という仏法の衰滅を語る話題を読み進めます。
第5回 5月29日(金) 帰洛への願い――平康頼の熊野詣(巻第九)
詳細:鬼界島で帰洛を願った平康頼は熊野詣を実践します。その様子に注目してみましょう。
第6回 6月19日(金) 皇子誕生――安徳天皇を覆う影(巻第十)
詳細:新たに誕生した皇子(のちの安徳天皇)につきまとう影の正体を見定めていきます。
第7回 7月 3日(金) 島からの旅、島への旅――成経と有王(巻第十)
詳細:赦免されて鬼界島を離れて上洛する成経と、都から島へ向かう有王の姿を読み比べてみましょう。
第8回 7月17日(金) 俊寛の最期――有王との問答(巻第十一)
詳細:鬼界島で対面した俊寛と有王。その問答のことばをじっくりと読み解いていきます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |