講座詳細情報
申し込み締切日:2014-10-22 / 文学 / 学内講座コード:14B1613401
藤原道長の日記を自分で読んでみる 寛弘元年九月の『御堂関白記』にじっくり取り組む
- 開催日
- 10月23日(木)、10月30日(木)、11月 6日(木)、11月13日(木)、11月20日(木)、11月27日(木)、12月 4日(木)、12月11日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 30
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、先年、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回10月23日(木) 寛弘元年九月一日から八日まで
詳細:九月一日の禊祓/花山法皇との交際/唐崎の禊祓
第2回10月30日(木) 九月九日から十一日まで
詳細:重陽の節会/宮中での「作文」/伊勢神宮
第3回11月 6日(木) 九月十二日から二十四日まで
詳細:道長邸での「作文」/殿上人たちの「作文」/仏教の勉強をする天皇
第4回11月13日(木) 九月二十五日から三十日まで
詳細:藤原鎌足からの知らせ/陰陽師安倍晴明/清水寺参籠
第5回11月20日(木) 閏九月一日から七日まで
詳細:道長邸での「作文」/花山法皇の和歌
第6回11月27日(木) 八日から十三日まで
詳細:庚申の夜/道長邸での「作文」/亡き姉の遺産
第7回12月 4日(木) 十四日から十七日まで
詳細:訴えられた高僧/五節舞姫/陰陽師の「本命祭」
第8回12月11日(木) 十八日から二十九日まで
詳細:内裏の穢/宇治の別荘での「作文」/藤原伊周との交流/宮中での「作文」
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、先年、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回10月23日(木) 寛弘元年九月一日から八日まで
詳細:九月一日の禊祓/花山法皇との交際/唐崎の禊祓
第2回10月30日(木) 九月九日から十一日まで
詳細:重陽の節会/宮中での「作文」/伊勢神宮
第3回11月 6日(木) 九月十二日から二十四日まで
詳細:道長邸での「作文」/殿上人たちの「作文」/仏教の勉強をする天皇
第4回11月13日(木) 九月二十五日から三十日まで
詳細:藤原鎌足からの知らせ/陰陽師安倍晴明/清水寺参籠
第5回11月20日(木) 閏九月一日から七日まで
詳細:道長邸での「作文」/花山法皇の和歌
第6回11月27日(木) 八日から十三日まで
詳細:庚申の夜/道長邸での「作文」/亡き姉の遺産
第7回12月 4日(木) 十四日から十七日まで
詳細:訴えられた高僧/五節舞姫/陰陽師の「本命祭」
第8回12月11日(木) 十八日から二十九日まで
詳細:内裏の穢/宇治の別荘での「作文」/藤原伊周との交流/宮中での「作文」
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
---|---|
肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |