講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-16 / 文学 / 学内講座コード:14B1613101
『平家物語』のやさしい読みかた 『源平盛衰記』の章・その2
- 開催日
- 9月30日(火)、10月 7日(火)、10月14日(火)、10月28日(火)、11月18日(火)、11月25日(火)、12月 2日(火)、12月 9日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その2」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月30日(火) 源頼政と悪僧たち――御輿振事件(巻第四)
詳細:御輿振事件とそれに対応した源頼政の姿を盛衰記はどのように描いたのでしょうか。
第2回10月 7日(火) 京中の焼失――山王の怒り(巻第四)
詳細:京中に燃え広がった大火災を山王権現との関わりで位置づける文脈を読み解きます。
第3回10月14日(火) 澄憲(ちょうけん)と明雲――天台座主のゆくえ(巻第五)
詳細:流罪される天台座主明雲に寄り添った澄憲にかかわる説話を読み進めます。
第4回10月28日(火) 「山門落書」を読む――落書というメディア(巻第五)
詳細:落書というメディアの特徴に注目しながら、一連の山門騒動の位置づけを考えます。
第5回11月18日(火) 藤原成親の捕縛――親類・縁者たちの歎き(巻第五)
詳細:成親の捕縛と、それを歎く成親の親類・縁者たちの姿を作中に追いかけてみます。
第6回11月25日(火) 西光父子の最期――派生する説話(巻第六)
詳細:捕らえられて処刑された西光親子にかかわるいくつかの説話の特色を照らし出します。
第7回12月 2日(火) 美女の微笑み――幽王・褒似の故事(巻第六)
詳細:傾国の美女たる褒似にかんする中国故事を紹介し、作中での位置づけをつかみます。
第8回12月 9日(火) 成親の流罪――(巻第七)
詳細:流罪された成親の姿とその旅路に注目し、盛衰記の特徴を見いだしてみましょう。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その2」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 9月30日(火) 源頼政と悪僧たち――御輿振事件(巻第四)
詳細:御輿振事件とそれに対応した源頼政の姿を盛衰記はどのように描いたのでしょうか。
第2回10月 7日(火) 京中の焼失――山王の怒り(巻第四)
詳細:京中に燃え広がった大火災を山王権現との関わりで位置づける文脈を読み解きます。
第3回10月14日(火) 澄憲(ちょうけん)と明雲――天台座主のゆくえ(巻第五)
詳細:流罪される天台座主明雲に寄り添った澄憲にかかわる説話を読み進めます。
第4回10月28日(火) 「山門落書」を読む――落書というメディア(巻第五)
詳細:落書というメディアの特徴に注目しながら、一連の山門騒動の位置づけを考えます。
第5回11月18日(火) 藤原成親の捕縛――親類・縁者たちの歎き(巻第五)
詳細:成親の捕縛と、それを歎く成親の親類・縁者たちの姿を作中に追いかけてみます。
第6回11月25日(火) 西光父子の最期――派生する説話(巻第六)
詳細:捕らえられて処刑された西光親子にかかわるいくつかの説話の特色を照らし出します。
第7回12月 2日(火) 美女の微笑み――幽王・褒似の故事(巻第六)
詳細:傾国の美女たる褒似にかんする中国故事を紹介し、作中での位置づけをつかみます。
第8回12月 9日(火) 成親の流罪――(巻第七)
詳細:流罪された成親の姿とその旅路に注目し、盛衰記の特徴を見いだしてみましょう。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |