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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-06-04 / 文学 / 学内講座コード:14A1613101

藤原道長の日記を自分で読んでみる 寛弘元年秋の『御堂関白記』にじっくり取り組む

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
6月 5日(木)、 6月12日(木)、 6月19日(木)、 6月26日(木)、 7月 3日(木)、 7月10日(木)、 7月17日(木)、 7月24日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
30
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
あの藤原道長(ふじわらのみちなが)の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』(みどうかんぱくき)という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、先年、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。

【講座スケジュール】
第1回 6月 5日(木) 寛弘(かんこう)元年七月一日から十五日まで
詳細:仏事の続く日々/仏教を学ぶ道長/陰陽師安倍晴明の実力

第2回 6月12日(木) 七月十六日から二十日まで
詳細:朝廷の雨乞い/改元(年号の変更)

第3回 6月19日(木) 七月二十一日から三十日まで
詳細:相撲(すまい)/「異葉丸(いわまる)」の貴族社会デビュー/道長政権のメンバー

第4回 6月26日(木) 八月一日から十日まで
詳細:旱魃の原因を占う朝廷/雨乞いに懸命になる朝廷

第5回 7月 3日(木) 八月十一日
詳細:朝廷の仏事

第6回 7月10日(木) 八月十二日から二十日まで
詳細:陰陽師賀茂光栄/中宮藤原彰子の病臥/道長の学問

第7回 7月17日(木) 八月二十一日から二十三日まで
詳細:長引く中宮彰子の病気/陰陽師の卜占/皇太子の姫君

第8回 7月24日(木) 八月二十四日から二十九日まで
詳細:方違(かたたがえ)/天皇の物忌(ものいみ)/一条天皇第一皇子

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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