講座詳細情報
申し込み締切日:2014-05-29 / 文学 / 学内講座コード:14A1610801
平家物語のこころに親しむ その6
- 開催日
- 5月30日(金)、 6月13日(金)、 6月27日(金)、 7月11日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,500円
- 定員
- 50
- その他
- 5800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
『平家物語』には、平安末期の戦乱が続く社会を生きた人々のさまざまな姿が描かれています。いま、私たちはこの物語とどのように向きあえるのでしょうか。この講座は、『平家物語』をこれから読んでみようと考えている方や、少しは読んだことがあるという方を対象とした文字どおりの入門講座です。物語に関する基礎知識を紹介しながら、いくつかの場面を原文で読み進め、物語世界に少しずつ接していきます。この入門講座で『平家物語』の扉をひらいてみませんか。今期は、四人の女性たちに光を当てながら、物語への理解を深めていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 5月30日(金) 小督(こごう)が爪弾く琴の音――嵯峨野の月明
詳細:高倉天皇を思いつつも嵯峨野に身を隠した小督。隠棲した彼女をみごとに探しだした仲国の物語を読み進めます。
第2回 6月13日(金) 巴(ともえ)の生涯――物語世界のふくらみ
詳細:木曾義仲に寄り添う女武者巴。物語内外に広がる伝承の諸相を読み解いていきます。
第3回 6月27日(金) 小宰相(こざいしょう)の願い――「ただならぬ身」ゆえの苦悩
詳細:一の谷の戦いで夫平通盛(みちもり)を失った小宰相。その苦悩と決意の言葉に耳を傾けてみましょう。
第4回 7月11日(金) 建礼門院徳子が見た戦場――我が子と一門のはざまで
詳細:清盛の娘として、また安徳天皇の母として、平家一門の繁栄と没落を見届けた徳子の姿を読み解きます。
『平家物語』には、平安末期の戦乱が続く社会を生きた人々のさまざまな姿が描かれています。いま、私たちはこの物語とどのように向きあえるのでしょうか。この講座は、『平家物語』をこれから読んでみようと考えている方や、少しは読んだことがあるという方を対象とした文字どおりの入門講座です。物語に関する基礎知識を紹介しながら、いくつかの場面を原文で読み進め、物語世界に少しずつ接していきます。この入門講座で『平家物語』の扉をひらいてみませんか。今期は、四人の女性たちに光を当てながら、物語への理解を深めていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 5月30日(金) 小督(こごう)が爪弾く琴の音――嵯峨野の月明
詳細:高倉天皇を思いつつも嵯峨野に身を隠した小督。隠棲した彼女をみごとに探しだした仲国の物語を読み進めます。
第2回 6月13日(金) 巴(ともえ)の生涯――物語世界のふくらみ
詳細:木曾義仲に寄り添う女武者巴。物語内外に広がる伝承の諸相を読み解いていきます。
第3回 6月27日(金) 小宰相(こざいしょう)の願い――「ただならぬ身」ゆえの苦悩
詳細:一の谷の戦いで夫平通盛(みちもり)を失った小宰相。その苦悩と決意の言葉に耳を傾けてみましょう。
第4回 7月11日(金) 建礼門院徳子が見た戦場――我が子と一門のはざまで
詳細:清盛の娘として、また安徳天皇の母として、平家一門の繁栄と没落を見届けた徳子の姿を読み解きます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |