講座詳細情報
申し込み締切日:2014-05-20 / 文学:日本史 / 学内講座コード:14A1610101
中世の伊勢参宮 『伊勢太神宮参詣記』を読む
- 開催日
- 5月21日(水)、 5月28日(水)、 6月 4日(水)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- その他
- 4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
伊勢神宮には、古代から現代まで多くの人々が参拝に訪れています。また参詣者による記録も少なからずのこされているのですが、それらは、かつての参宮の様子を我々に伝えてくれる貴重な史料といっていいでしょう。なかでも、坂十仏という僧侶が記した『伊勢太神宮参詣記』(以下『参詣記』)は、中世参詣記中の白眉とされ、当時の境内の様子や神職達との交流が、簡潔な文体で綴られています。
本講座では、伊勢神宮をより深く知るために、この坂十仏の『参詣記』を原文で読み進め、中世における参宮のあり方や神宮と周辺寺院との関係などについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。関連する話題として、神仏習合や中世神道説についても取り上げる予定です。このような文献を読むのが初めてという方でもわかりやすいように、丁寧に解説しながら進めていきますので、是非ご参加ください。
【講座スケジュール】
第1回 5月21日(水) 中世の参宮――『参詣記』を読む(1)
詳細:伊勢神宮の歴史を概観し、『参詣記』を読む上でのポイントを紹介します。
第2回 5月28日(水) 外宮から内宮へ――『参詣記』を読む(2)
詳細:神宮の祭神や鎮座の由来、境内の旧跡にまつわる秘説などを取り上げます。
第3回 6月 4日(水) 神宮と寺院――『参詣記』を読む(3)
詳細:神宮周辺の寺院に光をあて、仏法を忌むとされた神宮と僧侶の関係について考えます。
伊勢神宮には、古代から現代まで多くの人々が参拝に訪れています。また参詣者による記録も少なからずのこされているのですが、それらは、かつての参宮の様子を我々に伝えてくれる貴重な史料といっていいでしょう。なかでも、坂十仏という僧侶が記した『伊勢太神宮参詣記』(以下『参詣記』)は、中世参詣記中の白眉とされ、当時の境内の様子や神職達との交流が、簡潔な文体で綴られています。
本講座では、伊勢神宮をより深く知るために、この坂十仏の『参詣記』を原文で読み進め、中世における参宮のあり方や神宮と周辺寺院との関係などについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。関連する話題として、神仏習合や中世神道説についても取り上げる予定です。このような文献を読むのが初めてという方でもわかりやすいように、丁寧に解説しながら進めていきますので、是非ご参加ください。
【講座スケジュール】
第1回 5月21日(水) 中世の参宮――『参詣記』を読む(1)
詳細:伊勢神宮の歴史を概観し、『参詣記』を読む上でのポイントを紹介します。
第2回 5月28日(水) 外宮から内宮へ――『参詣記』を読む(2)
詳細:神宮の祭神や鎮座の由来、境内の旧跡にまつわる秘説などを取り上げます。
第3回 6月 4日(水) 神宮と寺院――『参詣記』を読む(3)
詳細:神宮周辺の寺院に光をあて、仏法を忌むとされた神宮と僧侶の関係について考えます。
講師陣
名前 | 平沢 卓也 |
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肩書き | 早稲田大学日本宗教文化研究所招聘研究員 |
プロフィール | 1967年東京生まれ。國學院大學卒業。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は神道思想史。論文に「山王の受戒――中古天台における神祇観の一班」(『東洋の思想と宗教』22)、「〈和光同塵灌頂〉考」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)などがある。 |