講座詳細情報
申し込み締切日:2013-12-10 / 文学 / 学内講座コード:13B1613101
『源氏物語』を読む
- 開催日
- 12月11日(水)、12月18日(水)、 1月 8日(水)、
1月15日(水)、 1月29日(水)、 2月 5日(水)、
2月19日(水)、 2月26日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 50
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄…作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治…。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 12月11日(水) 「須磨」(1)
桐壺帝の死後、右大臣方が権力を握りました。左大臣・光源氏にとって、不遇の時代となっています。
第2回 12月18日(水) 「須磨」(2)
光源氏は、官位を剥奪されました。彼は、流罪に処せられる前に、自ら須磨へ退去しようと決意します。
第3回 1月 8日(水) 「須磨」(3)
須磨へ旅立つ前に、光源氏は左大臣の屋敷を訪ねます。若君(夕霧)の無心な姿に、涙をこらえることができません。
第4回 1月15日(水) 「須磨」(4)
光源氏は、紫の上と別れを惜しみます。また花散里の屋敷を訪れ、朧月夜の君とも、お手紙を交わします。
第5回 1月29日(水) 「須磨」(5)
出立の日の前日、光源氏は藤壺の宮へ参った後、桐壺帝の墓所に参ります。彼はそこで、亡き桐壺帝の幻を、はっきりと見ます。
第6回 2月 5日(水) 「須磨」(6)
月の夜、光源氏は紫の上と歌を交わして、旅立ちます。道すがら、紫の上の面影が、身に寄り添っているように感じられるのでした。
第7回 2月19日(水) 「須磨」(7)
須磨に到着した光源氏は、屋敷に落ち着くと、都の人々へお手紙を届けます。藤壺の宮、朧月夜の君への手紙が描かれます。
第8回 2月26日(水) 「須磨」(8)
紫の上は、光源氏を思い焦がれて、日々、嘆き暮らしています。六条御息所との文通も、哀れ深いものでした。
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄…作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治…。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 12月11日(水) 「須磨」(1)
桐壺帝の死後、右大臣方が権力を握りました。左大臣・光源氏にとって、不遇の時代となっています。
第2回 12月18日(水) 「須磨」(2)
光源氏は、官位を剥奪されました。彼は、流罪に処せられる前に、自ら須磨へ退去しようと決意します。
第3回 1月 8日(水) 「須磨」(3)
須磨へ旅立つ前に、光源氏は左大臣の屋敷を訪ねます。若君(夕霧)の無心な姿に、涙をこらえることができません。
第4回 1月15日(水) 「須磨」(4)
光源氏は、紫の上と別れを惜しみます。また花散里の屋敷を訪れ、朧月夜の君とも、お手紙を交わします。
第5回 1月29日(水) 「須磨」(5)
出立の日の前日、光源氏は藤壺の宮へ参った後、桐壺帝の墓所に参ります。彼はそこで、亡き桐壺帝の幻を、はっきりと見ます。
第6回 2月 5日(水) 「須磨」(6)
月の夜、光源氏は紫の上と歌を交わして、旅立ちます。道すがら、紫の上の面影が、身に寄り添っているように感じられるのでした。
第7回 2月19日(水) 「須磨」(7)
須磨に到着した光源氏は、屋敷に落ち着くと、都の人々へお手紙を届けます。藤壺の宮、朧月夜の君への手紙が描かれます。
第8回 2月26日(水) 「須磨」(8)
紫の上は、光源氏を思い焦がれて、日々、嘆き暮らしています。六条御息所との文通も、哀れ深いものでした。
講師陣
名前 | 宇留田 初実 |
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肩書き | 聖徳大学児童学部講師 |
プロフィール | 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現―日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。 |