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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-10-17 / 文学 / 学内講座コード:13B1613001

『平家物語』のやさしい読みかた
人物編・その16 平治物語の章

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月31日(木)、11月 7日(木)、11月14日(木)、
11月28日(木)、12月12日(木)、12月19日(木)、
1月 9日(木)、 1月16日(木)
講座回数
8回
時間
10:00~11:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
50
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期の人物編・その16は「平治物語の章」と題して、平治の乱の顛末を描く『平治物語』を彩る主要人物たちの姿を取りあげ、物語後半の関連場面をじっさいに読み進めながら、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。

【講座スケジュール】
第1回 10月31日(木)  藤原信頼の降参と最期―乱後の動向
 乱のあと、首謀者信頼はどのような最期を迎えたのか、その語られ方に注目します。

第2回 11月 7日(木)  金王丸の語り―伝承の担い手ということ
 常葉のもとに義朝最期のありさまを語り継いだ金王丸。その印象的な語りに注目します。

第3回 11月14日(木)  源義平の最期と頼朝生け捕り―義朝の子どもたちのゆくえ
 義平と頼朝、二人の兄弟の乱後の行く末を、物語はどのように語るのでしょうか。

第4回 11月28日(木)  常葉の逃避行―都から宇陀へ
 夫義朝の死を知らされ、都を落ちる常葉とその幼子たちの苦難の道行きを読み進めます。

第5回 12月12日(木)  助命される頼朝―池殿への恩
 捕縛された頼朝は、平頼盛の母池禅尼のとりなしで助命されます。その論理を読み解きます。

第6回 12月19日(木)  常葉の出頭―母として、子として
 奈良に逃れた常葉はやがて六波羅へと出頭します。その苦悩はどのように描かれるのでしょうか。

第7回  1月 9日(木)  頼朝流罪―未来を語る霊夢
 流罪される頼朝に、ひとりの家臣が霊夢体験について語りかけます。その意味するところを読み解きます。

第8回  1月16日(木)  源氏再興―物語の重層性
 終結部で語られる源氏再興の物語の性格について考えてみましょう。

講師陣

名前 鈴木 彰
肩書き 立教大学文学部教授
プロフィール 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。
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