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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-10-23 / 文学 / 学内講座コード:13B1612901

藤原道長の日記を自分で読んでみる
寛弘元年夏の『御堂関白記』にじっくり取り組む

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月24日(木)、10月31日(木)、11月 7日(木)、
11月14日(木)、11月21日(木)、11月28日(木)、
12月 5日(木)、12月12日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
30
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、ユネスコの「世界記憶遺産」の一つでもあります。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。

【講座スケジュール】
第1回 10月24日(木)  寛弘元年五月一日から十三日まで
 藤原道長と馬/花山法皇との交際

第2回 10月31日(木)  五月十四日から十八日まで
 道長の信心/舌の下の腫物/具平親王との交際

第3回 11月 7日(木)  五月十九日・二十日
 亡き姉のための仏事/道長政権の主要メンバー

第4回 11月14日(木)  五月二十一日
 再び花山法皇との交際/上級貴族家の仏事の盛大さ

第5回 11月21日(木)  五月二十二日から二十六日まで
 物忌の日の出仕/当代の名僧たち/道長家の馬場

第6回 11月28日(木)  五月二十七日から三十日まで
 花山法皇の御幸/取り巻きの病気の見舞い

第7回 12月 5日(木)  六月一日から十五日まで
 賀茂川の堤の決壊/藤原行成の書/牛車の転倒/道長の罹病

第8回 12月12日(木)  六月十六日から二十九日まで
 朝廷の人事/穢/安倍晴明の忠告/名僧と医師

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学)
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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