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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-26 / 文学 / 学内講座コード:13B1612501

短歌の第一歩
創作技法論

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
9月27日(金)、10月11日(金)、10月25日(金)、
11月 8日(金)、11月22日(金)、12月 6日(金)、
12月20日(金)
講座回数
7回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
11,000円
定員
30
その他
9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
人間の生きた息づかい、こころの底からの純粋なかがやき、そこに素肌が触れて何かしら高められていくような思い―たんなる気散じや気晴らしでなく―このような思いをわたしたちの胸に伝えてくれるものを求めて、「芸術」と名づけますと、短歌は確かに芸術の一ジャンルであってきました。しかも、その詩形の小ささゆえに、日本語さえ知っていれば誰でも近づける、親しみやすい「芸術」の一つでもあってきたのです。このような意味での短歌を味わい、また創るために一歩一歩、学んでいきたいと思います。
短歌混迷の時代、もういちど原点に戻って考えるために、今回から正岡子規『歌よみに与ふる書』をテキストとします。子規のいきいきとした文章を楽しみながら、その優れた注釈書『短歌復活のために─子規の歌論書簡』(玉城徹著)を手引きして読んでいきたいと思います。
希望者は実作・鑑賞文を毎回提出していただいてけっこうです。

【講座スケジュール】
第1回  9月27日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(1)
 歌に出会う――山田あき『紺』

第2回 10月11日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(2)
 歌に出会う―大野誠夫『薔薇祭』

第3回 10月25日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(3)
 歌に出会う―半田良平『幸木』

第4回 11月 8日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(4)
 歌に出会う―高安国世『真実』

第5回 11月22日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(5)
 歌に出会う―斎藤茂吉『白き山』

第6回 12月 6日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(6)
 歌に出会う―葛原妙子『橙黄』

第7回 12月20日(金)  『歌よみに与ふる書』を読む(7)
 歌に出会う―伊藤保『仰日』

備考

【教材】
※テキスト『歌よみに与ふる書』(正岡子規著、岩波文庫)の購入(受講料には含まれません)については講座開始前にご案内します。
 『短歌復活のために─子規の歌論書簡』(玉城徹著)については、インターネット古書店で入手できます。希望者は各自求めてください。

講師陣

名前 阿木津 英
肩書き 歌人、日本女子大学・文教大学講師
プロフィール 1950年福岡県生まれ。歌集『紫木蓮まで・風舌』『天の鴉片』『巌のちから』など。評論集『イシュタルの林檎』『折口信夫の女歌論』(以上、五柳書院)、『二十一世紀短歌と女の歌』(學藝書林)、『方代を読む』(現代短歌社)、『短歌のジェンダー』(編著、本阿弥書店)など。現代歌人協会賞・短歌研究賞などを受賞。
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