講座詳細情報
申し込み締切日:2013-07-10 / 文学 / 学内講座コード:13A1612601
『源氏物語』を読む
- 開催日
- 7月24日(水)、 7月31日(水)、 8月21日(水)、
8月28日(水)、 9月 4日(水)、 9月11日(水)、
9月18日(水)、 9月25日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 30
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄……作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治……。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 7月24日(水) 「賢木」(9)
藤壺中宮は、光源氏の恋情から逃れるためには、出家しかない、と考えます。出家して姿が変わる前にと、子息の東宮に会いに行きます。
第2回 7月31日(水) 「賢木」(10)
幼い東宮は美しく可愛らしく、母君にお会いできたのを、無邪気に喜びます。その顔は光源氏に生き写しで、藤壺は世間のうわさを恐れるのでした。
第3回 8月21日(水) 「賢木」(11)
一方、光源氏は、藤壺の薄情さを恨んで、京都郊外の寺――雲林院にこもります。そこでも思い出されるのは、つれない藤壺のことでした。
第4回 8月28日(水) 「賢木」(12)
光源氏は、自分を頼っている紫の上のことが気がかりになります。彼は雲林院から、紫の上に心のこもった手紙を書きます。
第5回 9月 4日(水) 「賢木」(13)
雲林院に近い賀茂神社の斎院は、旧知の朝顔の姫君でした。光源氏と斎院の、和歌の贈答が語られます。
第6回 9月11日(水) 「賢木」(14)
光源氏が自邸の二条院に帰ると、紫の上は一層美しくなっていました。彼女は、光源氏との仲を不安に思っている様子でした。
第7回 9月18日(水) 「賢木」(15)
光源氏は、藤壺が宮中から退出する時に、内裏に参内します。宮中で、光源氏は兄の朱雀帝と、親しく語り合います。
第8回 9月25日(水) 「賢木」(16)
藤壺をお迎えに上った光源氏は、藤壺と和歌を贈答します。宮中を退出しようとする藤壺は、幼い東宮をいじらしく思うのでした。
楽しく、分りやすく、『源氏物語』を原文(現代語訳付き)で読み進んでいく講座です。『源氏物語』の理解に必要な事柄……作者・紫式部の人生、時代背景、人物造型、写本など、講師が様々な角度から丁寧に解説いたします。初めて『源氏物語』を読む方でも、また今回から参加する方でも大丈夫なように、配慮いたします。
『源氏物語』は、四代の帝、70余年にわたる雄大な構想の下に描かれています。登場人物や事件には、モデルがあったのでしょうか。同じ名称で呼ばれる人が何人も出てきますが、どうやって区別するのでしょう。その他、様々な疑問に応えるため、歴史的な事柄や当時の生活習慣なども、詳しく解説いたします。藤原道長などの歴史上の人物との関係、モデル問題、住居、服飾、仕事、官職、政治……。
『源氏物語』をめぐる問題には、興味の尽きないものがあります。光源氏と女君達の織りなす、王朝の雅と人生を、ご一緒に探求していきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 7月24日(水) 「賢木」(9)
藤壺中宮は、光源氏の恋情から逃れるためには、出家しかない、と考えます。出家して姿が変わる前にと、子息の東宮に会いに行きます。
第2回 7月31日(水) 「賢木」(10)
幼い東宮は美しく可愛らしく、母君にお会いできたのを、無邪気に喜びます。その顔は光源氏に生き写しで、藤壺は世間のうわさを恐れるのでした。
第3回 8月21日(水) 「賢木」(11)
一方、光源氏は、藤壺の薄情さを恨んで、京都郊外の寺――雲林院にこもります。そこでも思い出されるのは、つれない藤壺のことでした。
第4回 8月28日(水) 「賢木」(12)
光源氏は、自分を頼っている紫の上のことが気がかりになります。彼は雲林院から、紫の上に心のこもった手紙を書きます。
第5回 9月 4日(水) 「賢木」(13)
雲林院に近い賀茂神社の斎院は、旧知の朝顔の姫君でした。光源氏と斎院の、和歌の贈答が語られます。
第6回 9月11日(水) 「賢木」(14)
光源氏が自邸の二条院に帰ると、紫の上は一層美しくなっていました。彼女は、光源氏との仲を不安に思っている様子でした。
第7回 9月18日(水) 「賢木」(15)
光源氏は、藤壺が宮中から退出する時に、内裏に参内します。宮中で、光源氏は兄の朱雀帝と、親しく語り合います。
第8回 9月25日(水) 「賢木」(16)
藤壺をお迎えに上った光源氏は、藤壺と和歌を贈答します。宮中を退出しようとする藤壺は、幼い東宮をいじらしく思うのでした。
講師陣
名前 | 宇留田 初実 |
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肩書き | 聖徳大学児童学部講師 |
プロフィール | 青山学院大学大学院博士課程単位取得満期退学。2003年より現職。専門は日本文学(平安時代)、幼児言語学、国語教育。詩人(2003年コスモス文学新人賞受賞)。朗読家。著書に『情報と表現―日本語の表現と技法』(共著、双文社出版)。 |