講座詳細情報
申し込み締切日:2012-05-21 / 文学 / 学内講座コード:12A1612101
藤原道長の日記を自分で読んでみる 長保二年春夏の『御堂関白記』にじっくり取り組む
- 開催日
- 5月22日(火)、 5月29日(火)、 6月 5日(火)、 6月12日(火)、 6月19日(火)、 6月26日(火)、 7月 3日(火)、 7月10日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 30
- その他
- 11200円(※この料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、一時はユネスコの「世界記憶遺産」の候補でもありました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回 5月22日(火) 長保二年正月元日
詳細:『御堂関白記』入門/王朝貴族たちの元旦
第2回 5月29日(火) 正月七日まで
詳細:王朝貴族の松の内/年始のあいさつ回り/白馬節会(あおうまのせちえ)
第3回 6月 5日(火) 正月中旬
詳細:皇族の御所への放火/墨で塗り消された一日/穢(けがれ)
第4回 6月12日(火) 正月下旬
詳細:朝廷の人事/右大臣の訪問/娘を皇后にするための準備/庭の石
第5回 6月19日(火) 二月(前半)
詳細:小弓の会・蹴鞠の会/薬を服用する道長/中宮藤原定子
第6回 6月26日(火) 二月(後半)
詳細:中宮藤原彰子・皇后藤原定子/中宮彰子に仕える人々
第7回 7月 3日(火) 三月
詳細:遊興の日々/藤原行成の辞表/仏事の用意/石清水八幡宮参詣/遊女
第8回 7月10日(火) 四月・五月・六月
詳細:落雷/競馬/病臥する道長/暦を造った人々
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、一時はユネスコの「世界記憶遺産」の候補でもありました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回 5月22日(火) 長保二年正月元日
詳細:『御堂関白記』入門/王朝貴族たちの元旦
第2回 5月29日(火) 正月七日まで
詳細:王朝貴族の松の内/年始のあいさつ回り/白馬節会(あおうまのせちえ)
第3回 6月 5日(火) 正月中旬
詳細:皇族の御所への放火/墨で塗り消された一日/穢(けがれ)
第4回 6月12日(火) 正月下旬
詳細:朝廷の人事/右大臣の訪問/娘を皇后にするための準備/庭の石
第5回 6月19日(火) 二月(前半)
詳細:小弓の会・蹴鞠の会/薬を服用する道長/中宮藤原定子
第6回 6月26日(火) 二月(後半)
詳細:中宮藤原彰子・皇后藤原定子/中宮彰子に仕える人々
第7回 7月 3日(火) 三月
詳細:遊興の日々/藤原行成の辞表/仏事の用意/石清水八幡宮参詣/遊女
第8回 7月10日(火) 四月・五月・六月
詳細:落雷/競馬/病臥する道長/暦を造った人々
備考
【教材】
テキストはプリントにて配布。
テキストはプリントにて配布。
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学) |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『御堂関白記 藤原道長の日記』『殴り合う貴族たち』『天皇たちの孤独』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』(以上、吉川弘文館)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)など。 |