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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-10-26 / 文学 / 学内講座コード:11B1612201

子規を読む・『仰臥漫録』その3

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月27日(木)、11月10日(木)、11月24日(木)、12月 8日(木)、12月22日(木)、 1月12日(木)、 1月26日(木)、 2月 9日(木)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
子規の日記的随筆『仰臥漫録』を読み続けます。妹の律に対する思いを述べるなど、話が佳境に入ってきます。『仰臥漫録』は、『墨汁一滴』や『病牀六尺』と異なり、生前公開されなかった日記的随筆であるところに大きな特色があります。ですから、そこには、子規の生の心の動きを窺うことができます。起筆は、明治34年(1901)9月2日。明治35年7月29日、すなわち死の直前まで自ら筆を執って記しています。
病牀にある子規の日常が手に取るように伝わってきます。子規は、三度三度の食事の献立までこまめに書き記していますが、そんなことによって自らを慰めていたのでしょうか。人間子規の喜びと苦悩を皆様とともに追体験してみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月27日(木) 明治34年9月19日の日記・その1
詳細:奥羽行脚の回想
第2回11月10日(木) 明治34年9月19日の日記・その2
詳細:清貧の思想
第3回11月24日(木) 明治34年9月20日の日記
詳細:妹 律のこと・その1
第4回12月 8日(木) 明治34年9月21日の日記
詳細:妹 律のこと・その2
第5回12月22日(木) 明治34年9月22日の日記
詳細:原安民・千代子夫妻のこと
第6回 1月12日(木) 明治34年9月23日の日記
詳細:芭蕉の句と蕪村の句
第7回 1月26日(木) 明治34年9月24日の日記
詳細:子規の俳句観
第8回 2月 9日(木) 明治34年9月25日の日記
詳細:本膳の御馳走

備考

【教材】
※テキスト『仰臥漫録』(岩波文庫)の購入(受講料には含まれません)については講座開始前にご案内します。

講師陣

名前 復本 一郎
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1943年愛媛県宇和島市生まれ。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。1979年静岡大学人文学部助教授のち教授(1989年まで)。1989年神奈川大学経営学部教授(2009年まで)。2003年第9回横浜文学賞受賞。2004年、第6回加藤郁乎賞受賞。専門は近世・近代俳論史。主要著書に『俳句と川柳』(講談社現代新書)、『佐藤紅緑 子規が愛した俳人』(岩波書店)、『日本人が大切にしてきた季節の言葉』(青春新書)、『余は、交際を好む者なり 正岡子規と十人の俳士』(岩波書店)、『鬼貫句選・独ごと』(岩波文庫)など。神奈川大学全国高校生俳句大賞選考委員。「産経新聞」〈テ-マ川柳〉選者。公益財団法人神奈川文学振興会評議員。実験的俳句集団「鬼」代表。
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