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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-10-06 / 文学 / 学内講座コード:11B1612101

芭蕉・『去来抄』〈同門評〉を読む

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月20日(木)、11月17日(木)、12月 1日(木)、12月15日(木)、 1月19日(木)、 2月 2日(木)、 2月16日(木)、 3月 1日(木)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
今日、皆さんが親しんでいらっしゃる俳句という文芸-その原点に位置する俳人が、江戸時代の芭蕉です。俳句革新を為し遂げた明治時代の正岡子規も、芭蕉から多くを学んでいます。芭蕉の魅力は、どこにあるのでしょうか。今回は、芭蕉の門人の去来が書き残した俳句入門書ともいうべき『去来抄』の「同門評」の部を読むことによって、芭蕉の魅力のよって来るところを明らかにしていきたいと思います。『去来抄』には、芭蕉の俳句に対する考えが、わかりやすく、丁寧に説かれています。『去来抄』を読むことによって、皆さんは、ますます芭蕉好き、俳句好きになることと思います。是非、芭蕉の「不易流行」の魅力を満喫していただきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月20日(木) 芭蕉句〈腫物に柳のさはるしなへ哉〉について
第2回11月17日(木) 芭蕉句〈雪の日に兎の皮の髭つくれ〉について
第3回12月 1日(木) 芭蕉句〈山路きて何やらゆかし菫草〉について
第4回12月15日(木) 北枝句〈笠提て墓をめぐるや初しぐれ〉について
第5回 1月19日(木) 野明句〈春の野をたゞ一のみや雉子の声〉について
第6回 2月 2日(木) 支考句〈馬の耳すぼめて寒し梨子の花〉について
第7回 2月16日(木) 木導句〈白水の流も寒き落葉哉〉について
第8回 3月 1日(木) 許六句〈卯の花に月毛の駒のよ明かな〉について

備考

【教材】
※テキストの『去来抄・三冊子・旅寝論』(岩波文庫)はプリントにて配布。

講師陣

名前 復本 一郎
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1943年愛媛県宇和島市生まれ。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。1979年静岡大学人文学部助教授のち教授(1989年まで)。1989年神奈川大学経営学部教授(2009年まで)。2003年第9回横浜文学賞受賞。2004年、第6回加藤郁乎賞受賞。専門は近世・近代俳論史。主要著書に『俳句と川柳』(講談社現代新書)、『佐藤紅緑 子規が愛した俳人』(岩波書店)、『日本人が大切にしてきた季節の言葉』(青春新書)、『余は、交際を好む者なり 正岡子規と十人の俳士』(岩波書店)、『鬼貫句選・独ごと』(岩波文庫)など。神奈川大学全国高校生俳句大賞選考委員。「産経新聞」〈テ-マ川柳〉選者。公益財団法人神奈川文学振興会評議員。実験的俳句集団「鬼」代表。
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