検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2011-09-30 / 文学 / 学内講座コード:11B1612001

藤原道長の日記を自分で読んでみる 長保元年秋冬の『御堂関白記』にじっくり取り組む

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月 4日(火)、10月11日(火)、10月18日(火)、10月25日(火)、11月 1日(火)、11月 8日(火)、11月15日(火)、11月22日(火)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
20
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座内容】
王朝時代に栄華を極めた藤原道長は、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝に指定されているうえにユネスコの「世界記憶遺産」の候補にもなっている『御堂関白記』は、世界的にもたいへんに貴重な記録です。
けれども、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。ですから、みなさんも、あの藤原道長の日記である『御堂関白記』を、漢文の原文のまま、ご自分で読んでみませんか。
本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも大丈夫です。どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。

【講座スケジュール】
第1回10月 4日(火) 『御堂関白記』(長保元年秋冬)入門
詳細:王朝貴族の日記帳/国宝になった藤原道長自筆の日記/長保元年下半期の貴族社会

第2回10月11日(火) 七月
詳細:長男頼通の病気/頼通の清水寺参詣/妻源倫子の亡父(左大臣源雅信)の法事

第3回10月18日(火) 八月
詳細:清水寺参詣/方違(かたたがえ)/東三条院藤原詮子の慈徳寺行啓/官職斡旋の手数料

第4回10月25日(火) 九月(前半)
詳細:受領たちからの贈り物/蔵人頭藤原行成の辞表/一条天皇の御前の詩会/紅葉狩り

第5回11月 1日(火) 九月(後半)
詳細:宮中の仏事の延期/自宅の穢/淡路国の百姓たちの訴え/長女彰子の入内の準備

第6回11月 8日(火) 十月
詳細:上達部たちのサボタージュ/彰子の嫁入り道具/道長に和歌を献上する歌人たち

第7回11月15日(火) 十一月
詳細:彰子の入内/一条天皇の勅使/受領からの贈り物/娘が女御になった日

第8回11月22日(火) 十二月
詳細:日記を書く暇もない左大臣/太皇太后昌子内親王の崩御/娘を中宮に立てる算段

備考

【教材】
※テキストはプリントとして配布します。

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学)
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『御堂関白記 藤原道長の日記』『殴り合う貴族たち』『天皇たちの孤独』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』(以上、吉川弘文館)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.