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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-05 / 文学

民俗伝承学から日本文化を読む1ー『遠野物語』と柳田國男・折口信夫ー

主催:國學院大學エクステンションセンター國學院大學 渋谷キャンパス(東京都)]
問合せ先:國學院大學エクステンションセンター TEL:03-5466-0270
開催日
令和5年
4月12日
4月26日
5月17日
5月31日
6月14日
講座回数
全5回
時間
水曜日
14:30~16:00
講座区分
前期 
入学金
5,000円
受講料
11,000円
定員
 - 
その他
新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。
入会金・講座受講料は、区分によって異なります。
詳細は、令和5年度國學院大學オープンカレッジパンフレットを
ご参照ください。
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

 國學院大學は日本民俗学を創始した柳田國男とその学問をよく理解し協力して本学に民俗学の講座を開設した折口信夫という二人の巨人が教授を勤め後進を指導した大学です。その二人が出会い、その後の生涯を通じて新しい民俗学という学問を創生していった記念すべき原点ともいえる著書が、柳田國男の『遠野物語』でした。
 折口は、まだ無職に近かった大正3年(1914)の28歳の冬、木枯らしが吹く砂ぼこりの中の神田神保町の古本屋で、『遠野物語』を見つけました。そしてなけなしの5銭で買い求め、「我が憑む師のつくり書」、「涙たりけり 遠野物語のうへに」とその時の感動を詠っています。今回はその『遠野物語』の世界を読み解いてみましょう。ふつうには、東北地方の村に伝わるザシキワラシ、オシラサマ、河童などの不思議な話がよく知られ、それらは近代化の進む世相の中で失われていった叙情豊かな日本の原風景が描かれていると思われていますが、決してそれだけではありません。序文では、「無数の山神山人の伝説あるべし 願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」という強い言葉が投げかけられています。  

第1回 柳田國男と『遠野物語』   
第2回 異世界の住人たち①-山人- 
第3回 異世界の住人たち②-山女・山姥- 
第4回 跋扈する妖怪たち①-ザシキワラシ  
第5回 跋扈する妖怪たち②-河童 

備考

【テキスト】
『遠野物語』と柳田國男 日本人のルーツをさぐる
新谷尚紀著 吉川弘文館 1,700円(本体価格)

講師陣

名前 新谷 尚紀
肩書き 國學院大學元教授
プロフィール 【専門分野】
民俗学
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