講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-15 / 文学
文学の風景ー世界のなかの近代日本ー
- 開催日
- 令和5年
4月22日
5月20日
6月3日
6月17日
7月1日
- 講座回数
- 全5回
- 時間
- 土曜日
10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- -
- その他
- 新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。
入会金・講座受講料は、区分によって異なります。
詳細は、令和5年度國學院大學オープンカレッジパンフレットを
ご参照ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
東洋の小さな国に過ぎなかった日本の近代化はめざましいものでしたが、その過程で欧米の文明をただ模倣するのではなく固有のものに造りかえたこともよく知られています。このことは日本の精神風土が育んできた文化の雑種性と深く関わります。ラフカディオ・ハーンは伝承される怪談を温かな眼差しで掘り起こし、森鷗外は近代化を急ぐ日本の内実を鋭く衝き、芥川龍之介は日本におけるキリスト教伝道の困難を洞察しました。井伏鱒二が描く傷痍軍人の屈折は軍国日本の優れた批評であり、安岡章太郎が描く戦後家庭の情景は現代日本の夫婦や親子の関係の原型でもあるようです。本年度は皆さんとご一緒に名作を読みながら世界のなかの近代日本について考えてみたいと思います。 第1回 ラフカディオ・ハーン 「怪 談」 〔明治37年4月〕 第2回 森 鷗外 「普請中」 〔明治43年6月〕 第3回 芥川龍之介 「神神の微笑」 〔大正11年1月〕 第4回 井伏鱒二 「遙拝隊長」 〔昭和25年2月〕 第5回 安岡章太郎 「海辺の光景」 〔昭和34年11月・12月〕
備考
※対象とする作品は変更することもありますので、あらかじめご了承ください。
講師陣
名前 | 岡崎 直也 |
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肩書き | 國學院大學兼任講師 |
プロフィール | 【専門分野】 近・現代文学 |