講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-11 / 文学:日本史
『古事記』下巻を読むー清寧天皇から推古天皇ー
- 開催日
- 令和5年
4月18日 7月4日
5月9日 10月3日
5月23日 10月17日
6月6日 10月31日
6月20日 11月14日
- 講座回数
- 全10回
- 時間
- 火曜日
12:50~14:20
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- -
- その他
- 新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。
入会金・講座受講料は、区分によって異なります。
詳細は、令和5年度國學院大學オープンカレッジパンフレットを
ご参照ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
今年度で『古事記』を読み終えたいと思います。読み始めるのは清寧記からです。雄略天皇の皇子である清寧天皇には皇子がなかったため、皇位継承者が求められ、履中天皇の孫で、雄略天皇によって殺害された忍歯王の子である兄弟に皇位が引き継がれます。まず弟が顕宗天皇として即位し、次に兄が仁賢天皇として即位しました。続く武烈天皇には皇子が無く、仁徳天皇からの系譜が断絶してしまします。そこで、登場するのが継体天皇です。継体天皇は応神天皇の五世孫と記されています。その後、安閑天皇、宣化天皇、欽明天皇、敏達天皇、用明天皇、崇峻天皇と続きますが、その殆どが系譜記事を記すのみです。そして『古事記』の最後は推古天皇をもって書物の幕を下ろします。
本講座では『日本書紀』『万葉集』「風土記」などの他文献と比較しながら、『古事記』を読むことで『古事記』の特質を明らかにしていきます。ときには神道学や考古学の知見も活用して『古事記』が描く世界観を学んでいきます。初めて受講する方にも『古事記』のおもしろさを理解いただけるよう、丁寧に講義を進めて参ります。
本講座では『日本書紀』『万葉集』「風土記」などの他文献と比較しながら、『古事記』を読むことで『古事記』の特質を明らかにしていきます。ときには神道学や考古学の知見も活用して『古事記』が描く世界観を学んでいきます。初めて受講する方にも『古事記』のおもしろさを理解いただけるよう、丁寧に講義を進めて参ります。
備考
【テキスト】
『新版 古事記(現代語訳付き)』
中村啓信訳注 角川ソフィア文庫 1,160円(本体価格)
『新版 古事記(現代語訳付き)』
中村啓信訳注 角川ソフィア文庫 1,160円(本体価格)
講師陣
名前 | 渡邉 卓 |
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肩書き | 國學院大學准教授 |
プロフィール | 【専門分野】 日本上代文学・神道古典・国学 |