講座詳細情報
申し込み締切日:2023-03-24 / 宗教・哲学:日本史:芸術・文化
神道を知る講座18ー神道信仰の神話と歴史ー
- 開催日
- 令和5年
4月12日 6月28日
4月26日 10月4日
5月17日 10月18日
5月31日 11月22日
6月14日 12月6日
- 講座回数
- 全10回
- 時間
- 水曜日
10:30~12:00
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- -
- その他
- 新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。
入会金・講座受講料は、区分によって異なります。
詳細は、令和5年度國學院大學オープンカレッジパンフレットを
ご参照ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
古代から近代・現代へ至る神祇・神道の歴史を考えるとき、古代における神々と祭祀は、地域・氏族祭祀と国家・天皇祭祀を二重構造の基盤にしながら、その後の展開では、神仏関係、古典籍の継承<神道テキスト論>、人霊祭祀とが重要な論点になっています。そして、近世では学派神道と近代の国家と天皇、神道・神社の信仰史をへて、戦後の現代神道を迎えました。その古代より現代へとつづく神道信仰の歴史を通史的に考察し、未来神道への予察にも及びたいと考えています。
あなたの宗教は?と問われたとき、毎年家族で初詣に出かけていても、神道と答える人は少ないようです。でも、それが神道の特色であるともいえるでしょう。古代いらい生活文化のなかに浸透してきた神道は、他宗教とは違って教団としての組織力が弱く、宗教としての認識も少なく、教化活動においても控え目な印象が強いといわれます。
神道を言葉化することは難しいといわれますが、学問による理解によって、神道信仰を深め、次世代に伝えていきたいと念じております。國學院に受け継がれてきた「國學院神道」の学問は、戦前・戦後の教授・研究者によって、学問と自身の信仰とが一体となって構築されてきました。こうした先人の先生方の思いを受け継ぎ、わたしも学問と信仰と人生とを完結できる、この講座に生き甲斐を感じながら、四年ぶりに渋谷で、直接対面してお会いできることを楽しみにしています。
【講座内容】
①4月12日 総説:神話と歴史のなかの神道世界
②4月26日 古代神話と伊勢と出雲の東西軸
③5月17日 大己貴命信仰の伝播・発展
④5月31日 古代の災異と循環型祭祀体系
⑤6月14日 平安時代の新しい信仰世界
⑥6月28日 中世神道と神=人=心の系譜
⑦10月4日 近世神道と幽冥世界
⑧10月18日 近代国家と祭祀体系・祭神論
⑨11月22日 古代から現代へ・天皇の鎮魂祭と新嘗祭
⑩12月6日 戦後史の現代神道と未来神道への展望
あなたの宗教は?と問われたとき、毎年家族で初詣に出かけていても、神道と答える人は少ないようです。でも、それが神道の特色であるともいえるでしょう。古代いらい生活文化のなかに浸透してきた神道は、他宗教とは違って教団としての組織力が弱く、宗教としての認識も少なく、教化活動においても控え目な印象が強いといわれます。
神道を言葉化することは難しいといわれますが、学問による理解によって、神道信仰を深め、次世代に伝えていきたいと念じております。國學院に受け継がれてきた「國學院神道」の学問は、戦前・戦後の教授・研究者によって、学問と自身の信仰とが一体となって構築されてきました。こうした先人の先生方の思いを受け継ぎ、わたしも学問と信仰と人生とを完結できる、この講座に生き甲斐を感じながら、四年ぶりに渋谷で、直接対面してお会いできることを楽しみにしています。
【講座内容】
①4月12日 総説:神話と歴史のなかの神道世界
②4月26日 古代神話と伊勢と出雲の東西軸
③5月17日 大己貴命信仰の伝播・発展
④5月31日 古代の災異と循環型祭祀体系
⑤6月14日 平安時代の新しい信仰世界
⑥6月28日 中世神道と神=人=心の系譜
⑦10月4日 近世神道と幽冥世界
⑧10月18日 近代国家と祭祀体系・祭神論
⑨11月22日 古代から現代へ・天皇の鎮魂祭と新嘗祭
⑩12月6日 戦後史の現代神道と未来神道への展望
備考
【参考書】
「日本神道史・増補新版」
岡田庄司・小林宣彦編 吉川弘文館 3,500円(本体価格)
「日本神道史・増補新版」
岡田庄司・小林宣彦編 吉川弘文館 3,500円(本体価格)
講師陣
名前 | 岡田 荘司 |
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肩書き | 國學院大學名誉教授 |
プロフィール | 【専門分野】 古代・中世の神道・神社史 |