講座詳細情報
申し込み締切日:2022-03-18 / 文学:日本史
『古事記』下巻を読む ―安康天皇・雄略天皇―
- 開催日
- 令和4年
第1回 : 4月19日
第2回 : 5月10日
第3回 : 5月24日
第4回 : 6月 7日
第5回 : 6月21日
第6回 : 7月 5日
第7回 :10月 4日
第8回 :10月18日
第9回 :11月22日
第10回:12月 6日
- 講座回数
- 全10回
- 時間
- 12:50~14:20
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- -
- その他
- 新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。
入会金、講座受講料は、区分によってことなります。
詳細は、令和4年度國學院大學オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
今年度は『古事記』下巻の安康記より読み進めます。前段の允恭記において天下の民は穴穂御子(後の安康天皇)に心を寄せていきました。しかし、即位した安康天皇は義理の息子である目弱王によって殺害されてしまいます。それを知った大長谷王子(後の雄略天皇)は、軍勢を率いて目弱王を攻めるのでした。さらに、大長谷王子は履中天皇の皇子である市辺之忍歯王を殺害し、皇位継承を確実なものとしていきます。このように安康記では、雄略天皇の即位以前の姿が語られています。こうして『古事記』の物語は、いよいよ下巻の山場となる雄略記を迎えるのです。雄略記では、物語、歌謡、系譜など『古事記』の魅力が詰まった場面が続きます。安康記・雄略記と続けて読み進めることで、『古事記』が記す雄略天皇像に迫りたいと思います。
本講座では『日本書紀』『万葉集』「風土記」などの他文献と比較しながら、『古事記』を読むことで『古事記』の特質を明らかにしていきます。ときには神道学や考古学の知見も活用して『古事記』が描く世界観を学んでいきます。初めて受講する方にも『古事記』のおもしろさを理解いただけるよう、丁寧に講義を進めて参ります。
本講座では『日本書紀』『万葉集』「風土記」などの他文献と比較しながら、『古事記』を読むことで『古事記』の特質を明らかにしていきます。ときには神道学や考古学の知見も活用して『古事記』が描く世界観を学んでいきます。初めて受講する方にも『古事記』のおもしろさを理解いただけるよう、丁寧に講義を進めて参ります。
備考
テキスト:『新版 古事記(現代語訳付き)』 中村啓信 訳注
角川ソフィア文庫
角川ソフィア文庫
講師陣
名前 | 渡邉 卓 |
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肩書き | 國學院大學准教授・博士(文学) |
プロフィール | - |