大学公開講座のセカンドアカデミー

「絶対的価値」を否定してみることから近代哲学が始まり、その帰結として、果てのない多様性を認める20世紀の思想が展開されてきました。しかし21世紀、人間の尊厳や科学技術など、近現代の理論では説明しきれない事柄が見られるようになりました。大変換を迎える今を見据えるために、改めて近代思想の潮流と限界を考えます。

【プログラム（予定）】
①デカルト／自分が思っていることは正しいか？
②カント／対象は認識に従うか？
③ニーチェ／道徳的解釈のみがあるか？

【講座への一言コメント！】
大転換の時代を生きる

【受講者の声】
「哲学＝様々なものの見方、考え方を学ぶ」とはこんなにも楽しいことなのかと思い、重苦しい哲学のイメージが一変しました。

【参考図書】
①デカルト著　山田弘明訳『省察』ちくま学芸文庫
②カント著　中山元訳『啓蒙とは何か』光文社文庫
③ニーチェ著　中山元訳『道徳の系譜額』光文社文庫

名前	岡本裕一朗
肩書き	玉川大学教授
プロフィール	玉川大学教授 『いま世界の哲学者が考えていること』ダイヤモンド社　2016年 『12歳からの現代思想』ちくま新書　2009年