大学公開講座のセカンドアカデミー

　日本史の研究は日々進んでいます。私たちがかつて教科書で習った内容の最新情報、教科書には書いていなかった意外な史実など、現在の日本を考える基礎知識として、日本史を読み直してみましょう。
　今期は、江戸から明治にかけての宗教と信仰について取り上げます。意外と知られていない江戸や明治の人々の信仰心や宗教の有り様。彼らはその生涯において、どのような信仰心をもち宗教とかかわっていたのでしょうか？また、現在とは異なる宗教政策が人々にあたえた影響はどのようなものであったのでしょうか？以上のような疑問に答えつつ、日本人と宗教について考えてみたいと思います。


【プログラム】
　第１回（田原）　　南蛮貿易とキリスト教
　第２回（大里）　　明治維新とキリスト教
　第３回（田原）　　本寺末寺制度と寺請制
　第４回（大里）　　廃仏毀釈と社格制度
　第５回（田原）　　幕末における新しい思想と宗教
　第６回（大里）　　明治における新しい思想と宗教

教材費：コピー代として500円

名前	大里　知子　　　　　　　　　　　　　　　　.
肩書き	自由学園最高学部非常勤講師、法政大学沖縄文化研究所国内研究員
プロフィール	専門：日本・沖縄近現代史

名前	田原　昇
肩書き	徳川林政史研究所非常勤研究員、江戸東京博物館学芸員
プロフィール	専門：江戸幕府職制史、近世日本植林史