講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-05 / その他教養 / 学内講座コード:10021
日本語から探る日本的思考―なぜ私たち日本人はそう考えてしまうのか―
- 開催日
- 春期2回【受付終了しました】
2022年5月18日(水)、2022年6月15日(水)
秋期2回
2022年10月5日(水)、2022年11月16日(水)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 11:00~12:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,870円
- 定員
- 25
- その他
- 受講料は各期ごとの料金となります
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
日本語は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「ローマ字」と字母を4つも持ったおもしろい言語です。縦書きも横書きもできれば、左から書いても右から書いてもいい。どうしてこんなことになったのでしょう。
日本語は「膠着語」(こうちゃくご)という型に分類されますが、4世紀ごろ、まったく違った性質を持つシナ・チベット語族の中国語を表記法に取り入れました。そこから、世界の他の言語には見られない不思議な運命をたどることになってまいります。
今回は、このプロセスをさまざまな方面からご一緒にたどり、まずは、「言語学」「文学」「哲学」にも、さらには和歌や俳句や小説の実作にも欠かせない日本的な考え方の大前提をとらえることにいたしましょう。
春期 第1回 日本語の不思議:助数詞からオノマトペまで
第2回 日本人は最初から「以心伝心」を選び取った
秋期 第1回 日本語は二重言語である
第2回 日本語はなぜ感性的にすぐれ、知性的に未熟なのか
日本語は「膠着語」(こうちゃくご)という型に分類されますが、4世紀ごろ、まったく違った性質を持つシナ・チベット語族の中国語を表記法に取り入れました。そこから、世界の他の言語には見られない不思議な運命をたどることになってまいります。
今回は、このプロセスをさまざまな方面からご一緒にたどり、まずは、「言語学」「文学」「哲学」にも、さらには和歌や俳句や小説の実作にも欠かせない日本的な考え方の大前提をとらえることにいたしましょう。
春期 第1回 日本語の不思議:助数詞からオノマトペまで
第2回 日本人は最初から「以心伝心」を選び取った
秋期 第1回 日本語は二重言語である
第2回 日本語はなぜ感性的にすぐれ、知性的に未熟なのか
備考
テキスト:レジュメを配付します
※一方の期のみのお申込みも可能です
※一方の期のみのお申込みも可能です
講師陣
名前 | 加賀野井 秀一 |
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肩書き | 中央大学名誉教授 |
プロフィール | 高知市生まれ。中央大学大学院仏文学研究科、パリ大学大学院で学ぶ。中央大学名誉教授。専攻はフランス現代思想、哲学、言語学、メディア論、日本語学。著書に『メルロ=ポンティ』(白水社)、『20 世紀言語学入門』(講談社)、『日本語は進化する』(NHK ブックス)など。 |