大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・頻繁に出てくる英文契約書特有の重要基本表現を習得する。
・典型的な取引契約について、本質を理解することで、交渉力をアップする。
・契約交渉の際に基礎的なものについては、適切・有効なカウンタープロポーザル(対案)を打てるようになる。

【講義概要】
英文契約書は非常に難解でわかりにくいといわれていますが、決して難しいものではありません。高い英語力が必要とされているのではなく、契約の基礎知識と必要最低限の法律英語がわかっていれば、十分に対応できます。ただ、自己流でやみくもに学習しても短期間での熟達は望めません。ゴルフやテニスのように、最初に基本的な型を学び、後はそれをベースに練習を積めば上達が早いのと同じように、まず英文契約書の基本的な型が肝要です。本講座では、頻繁に出てくる英文契約書特有の重要基本表現を厳選して例文と一緒にご紹介し、その後、秘密保持契約(NDA)、売買契約、販売代理店契約のポイントと有利な交渉を説明します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 2(土) 国際取引・英文契約書の基礎知識・英文契約書の一般的構成・書式の必須知識・英文契約書のもっとも効果的な学習方法とは何か?基本表現をマスターする
第2回 2022/ 7/ 9(土) 基本表現をマスター・一般条項(法律・管理条項)準拠法、裁判管轄、仲裁条項の正確な意味を理解する
第3回 2022/ 7/16(土) 各種の重要英文契約書の必須ポイント把握と交渉のポイントについて

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、7月23日（土）を予定しています。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『初めての人のための英文契約書の実務』（中央経済社）（ISBN:978-4502178214）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	牧野 和夫
肩書き	弁護士、米国ミシガン州弁護士、弁理士(芝綜合法律事務所)、国際企業法務協会理事
プロフィール	専門分野は企業法務、知的財産、国際取引、ライセンス、コンプライアンス、リスクマネジメント、IT・AI・最先端法務等。主な著書に『秘密保持契約・予備的合意書・覚書の法務と書式』『初めての人のための英文・和文IT契約書の実務』(中央経済社)、『英文契約書の基礎と実務』(DHC)等。