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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-11 / デザイン・ファッション / 学内講座コード:110605

イタリアのファッションに学ぶくらしの美学

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月13日(金)~ 6月 8日(金)
講座回数
8回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【目標】
イタリアのファッションを題材にして、グローバル時代に生きる現代日本人のライフスタイルのあり方を問い直します。服飾界にみる“メード・イン・イタリー”の歴史的な発展、その社会や文化とのかかわり、ブランド企業の経営理念や商品哲学、職人たちの「ものづくり精神」のあり方を具体的に紹介しながら、「イタリア的」といえる美的な価値観や人生観、新しいライフスタイルのかたちを学びます。こんにちのグローバル時代にあって「スローライフ」の哲学と実践が声高に唱えられているが、その発祥の地たるイタリアから学ぶことを通じて、わたしたち現代日本人の慌ただしい日常生活に彩りをあたえ、人生を豊かにするための鍵をみつけてみたい。

【講義概要】
イタリアン・ファッションに通底する人生哲学は、ファスト・ファッションといわれる廉価な既製服が席捲するなか、現代人のライフスタイルや感性のあり方に多くの示唆を与える。新しいスタイルの創造に挑戦しつづける“メード・イン・イタリー”の原動力は、デザインの先進性や職人工芸的な「ものづくり」精神、伝統に根を張る地域文化の多様性、地場産業にみる強靭なローカル社会の絆、自然や文化の多彩な豊かさに宿り、日常生活を快適で楽しく生きる「スローライフ」の哲学によって支えられている。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/13(金) イタリアン・ファッションの幕開け――黎明期の”メード・イン・イタリー”にみる群像
第2回 2018/ 4/20(金) 「甘い生活」と「ラグジュアリー」という世界――高度経済成長期とファッションビジネス
第3回 2018/ 4/27(金) 「美しきもの」への信念――フィレンツェの職人工芸にみる匠の技とイノヴェーション
第4回 2018/ 5/11(金) 時代感覚と進取の精神――ポストモダンのデザイン哲学
第5回 2018/ 5/18(金) 「クラッシック」であること――ナポリ仕立て職人の世界とダンディズム
第6回 2018/ 5/25(金) 「ローカルに作り、グローバルに売る」――ファッション産地と地域密着型ブランド戦略
第7回 2018/ 6/ 1(金) 共生時代における社会的責任――経営理念としての「ものづくり」と「ひとづくり」
第8回 2018/ 6/ 8(金) 「ファスト」から「スロー」へ──イタリアン・ファッションにみる人生哲学とライフスタイル実践

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合は、6月15日、22日に補講をいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 土屋 淳二
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 早稲田大学文学学術院教授。博士(文学)。専門:社会学。イタリア社会学会終身名誉会員。ローマ大学、フィレンツェ大学、パドヴァ大学、ボローニャ大学、ミラノ大学、ナポリ大学、トリノ大学、ヴェネツィア大学、ジェノヴァ大学等にて客員教授を歴任。著書:『イタリアン・ファッションの現在』、『モードの社会学』など。
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