大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
今日の日本の社会ではビジネス、論文、企画書などを現代英語で書くことが必須条件となっています。このため、受験英文法・英作文を復習しながら、英字新聞、海外の雑誌、外電の英語などを素材にして、「書く訓練」をします。

【講義概要】
秋講座の指導の重点は日本語の正しい理解と現代英語の構造理解を通して、ライティングの向上を図ります。テーマは時制。態・仮定法・単文と複文・カタカナ英語・意訳などです。これらは日本人が本来苦手とする箇所なので、徹底的に追求していきます。更に、New York Times， Washington Post， AP， AFP， Reuiters， Bloomberg 通信などの生きた英語を素材にして課題を出すので、80%以上できれば、仕事に必要な英語は完全に習得できます。予習第一主義。毎回課題を出して各人の英語力を補強します。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) 時制：日本語と英語の時制の相違点　ー　日本語の「た」の時制の多様性
第2回 2017/10/ 7(土) 仮定法：ifのある文
第3回 2017/10/14(土) 仮定法:ifのない文
第4回 2017/10/21(土) 態（受身）
第5回 2017/10/28(土) 単文と複文：内容が同じでも単文と複文ができる
第6回 2017/11/11(土) カタカナ英語が和製英語になり、英訳上注意を要するもの
第7回 2017/11/18(土) 意訳：日本語特有の表現を英語にする場合　
第8回 2017/11/25(土) イディオム
第9回 2017/12/ 2(土) 同語意訳
第10回 2017/12/ 9(土) 同意語の意味の強弱

【ご受講に際して】
◆当講座は、2017年度夏講座「英語ライティング 〔中級〕【継続】」の後継講座です。テキストは、夏講座の続きから学習します。
◆予習を必ず行ってください。また、授業で出された課題は翌週必ず提出してください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『Fundamentals 0f English Composition 英語表現法』（成美堂）（ISBN:978-47919-5006-5）※テキストは、出版社（成美堂・03-3291-2261）から直接購入されることをお勧めします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	長坂 昇
肩書き	日本英語ライティング普及会々長
プロフィール	早稲田大学文学部英文学科卒業。その後、ブラウン大学及びウェストロンドン大学にて研究。昭和女子大学専任講師、助教授を経て、教授。主要教授内容「英語学」「日英対照言語学」「文法・語法研究」「ライティング」など。著書に『基本英文から現代英語表現へ』(成美堂)他多数。