講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-23 / 法務 / 学内講座コード:230809
著作権侵害チェックリストとQ&A形式で学ぶ著作権侵害への対応 日常業務で知らずに侵害しがちなケースをQ&A形式で平易に解説
- 開催日
- 9月30日(金)~11月18日(金)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 25,931円
- 定員
- 15
- その他
- ビジター価格 29,786円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日常業務のなかで判断に迷ったり、知らないうちに違反を犯してしまう可能性のある具体的なケースを挙げて、関連の法律知識、実務の取扱い、トラブル防止策などを習得します
・著作権法及び関連分野の基礎知識と実務上の留意点を習得します
【講義概要】
著作権をめぐる法的な問題については、IT技術の急速な進展もあり、日常業務のなかで判断に迷ったり、知らないうちに違反を犯してしまうことも少なくありません。本セミナーでは、具体的なケースを挙げて、関連の法律知識、実務の取扱い、トラブル防止策などを解説致します。著作権法及び関連分野の知識は法務、知財関係者のみならず、営業・広報、開発部門などビジネスパーソンに必須の知識となっています。多数のご参加を期待します。
1.『著作権法チェックリスト』 ―まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう―
(1)著作権法で保護される著作物にあたるか【自由に利用できるかどうかが決まるもっとも重要な要件】
・思想、感情の創作的表現とは。―著作権法第10条1項の解説―
(2)著作者(著作物を創作した者)はだれか ―著作物についての権利が帰属しますー
(3)著作者人格権とは何か(公表権、氏名表示権、同一性保持権)
(4)著作権(著作財産権)には何があるか(複製権、演奏権、上映権、公衆送信権など)
(5)著作権(著作財産権)に対する著作権の制限はあるか
・権利者に許諾なく無償で自由に使える場合。たとえば、私的使用目的の複製、引用等。
(6)保護期間内であるか
2.ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
■ホームページに関するQ&A 他社ホームページの記載やデザインを自社HPへ引用・転用することは問題ないか、他社HPからデータをダウンロード・貯蔵・データベース化することは問題ないか、社内プレゼンで他社HPから写真やデータを引用することは問題ないか
■他のコンテンツからの引用・利用に関するQ&A
■社内での利用に関するQ&A 社内研修で参考となる雑誌記事のコピーを配布することは著作権法上問題ないか、社内で新聞記事をプロジェクタでスクリーンへ写すことは著作権法上問題ないか、社内イントラに、関連記事などを紹介する場合に、タイトル及び記事の要約(事実)をまとめることは著作権侵害にあたるか。また、何文字以内に要約すればOKでしょうか、都市伝説には著作権が発生するか。
■その他のコンテンツ利用についてのQ&A 新聞記事の切抜きを社内報や社内研修で利用したい。紙面の4分の1占めており、新聞記事を解説する構成になっている。権利者から許諾が必要でしょうか、通信社の配信記事では、第一報として事実のみが記載された記事も報道されています。「例:○○社△時より社長交代会見」こういった報道は著作物にあたらないのでしょうか、オープンソースソフトの著作権問題で裁判は起きているのでしょうか、コンピュータソフトウェアの組織内不正使用への事前・事後対応について。
【ミニ演習及びQ&A】
1. デジタル万引きについて
2. 社内自炊の違法性について
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/30(金) 『著作権法チェックリスト』 -まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう-
第2回 2016/10/ 7(金) 『著作権法チェックリスト』 -まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう-
第3回 2016/10/14(金) 『著作権法チェックリスト』 -まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう-
第4回 2016/10/21(金) ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
第5回 2016/10/28(金) ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
第6回 2016/11/11(金) ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
第7回 2016/11/18(金) ミニ演習及びQ&A
・日常業務のなかで判断に迷ったり、知らないうちに違反を犯してしまう可能性のある具体的なケースを挙げて、関連の法律知識、実務の取扱い、トラブル防止策などを習得します
・著作権法及び関連分野の基礎知識と実務上の留意点を習得します
【講義概要】
著作権をめぐる法的な問題については、IT技術の急速な進展もあり、日常業務のなかで判断に迷ったり、知らないうちに違反を犯してしまうことも少なくありません。本セミナーでは、具体的なケースを挙げて、関連の法律知識、実務の取扱い、トラブル防止策などを解説致します。著作権法及び関連分野の知識は法務、知財関係者のみならず、営業・広報、開発部門などビジネスパーソンに必須の知識となっています。多数のご参加を期待します。
1.『著作権法チェックリスト』 ―まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう―
(1)著作権法で保護される著作物にあたるか【自由に利用できるかどうかが決まるもっとも重要な要件】
・思想、感情の創作的表現とは。―著作権法第10条1項の解説―
(2)著作者(著作物を創作した者)はだれか ―著作物についての権利が帰属しますー
(3)著作者人格権とは何か(公表権、氏名表示権、同一性保持権)
(4)著作権(著作財産権)には何があるか(複製権、演奏権、上映権、公衆送信権など)
(5)著作権(著作財産権)に対する著作権の制限はあるか
・権利者に許諾なく無償で自由に使える場合。たとえば、私的使用目的の複製、引用等。
(6)保護期間内であるか
2.ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
■ホームページに関するQ&A 他社ホームページの記載やデザインを自社HPへ引用・転用することは問題ないか、他社HPからデータをダウンロード・貯蔵・データベース化することは問題ないか、社内プレゼンで他社HPから写真やデータを引用することは問題ないか
■他のコンテンツからの引用・利用に関するQ&A
■社内での利用に関するQ&A 社内研修で参考となる雑誌記事のコピーを配布することは著作権法上問題ないか、社内で新聞記事をプロジェクタでスクリーンへ写すことは著作権法上問題ないか、社内イントラに、関連記事などを紹介する場合に、タイトル及び記事の要約(事実)をまとめることは著作権侵害にあたるか。また、何文字以内に要約すればOKでしょうか、都市伝説には著作権が発生するか。
■その他のコンテンツ利用についてのQ&A 新聞記事の切抜きを社内報や社内研修で利用したい。紙面の4分の1占めており、新聞記事を解説する構成になっている。権利者から許諾が必要でしょうか、通信社の配信記事では、第一報として事実のみが記載された記事も報道されています。「例:○○社△時より社長交代会見」こういった報道は著作物にあたらないのでしょうか、オープンソースソフトの著作権問題で裁判は起きているのでしょうか、コンピュータソフトウェアの組織内不正使用への事前・事後対応について。
【ミニ演習及びQ&A】
1. デジタル万引きについて
2. 社内自炊の違法性について
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/30(金) 『著作権法チェックリスト』 -まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう-
第2回 2016/10/ 7(金) 『著作権法チェックリスト』 -まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう-
第3回 2016/10/14(金) 『著作権法チェックリスト』 -まずは、ミニマムの知識・ルールを習得しよう-
第4回 2016/10/21(金) ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
第5回 2016/10/28(金) ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
第6回 2016/11/11(金) ケーススタディで学ぶ 日常業務における著作権侵害
第7回 2016/11/18(金) ミニ演習及びQ&A
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『知的財産法講義(三訂版)』(税務経理協会)(ISBN:9784419062903)
テキスト
『知的財産法講義(三訂版)』(税務経理協会)(ISBN:9784419062903)
講師陣
名前 | 牧野 和夫 |
---|---|
肩書き | 弁護士・弁理士・米国ミシガン州弁護士(芝綜合法律事務所)、英国国立ウェールズ大学経営大学院教授 |
プロフィール | 【専攻分野】企業法務、知的財産、国際取引、ライセンス、コンプライアンス、リスクマネジメント、情報法等、【主な著書】国際取引法と契約実務(中央経済社)、ビジネスキャリア検定試験「企業法務3級」、「企業法務2級組織法務」、「企業法務2 級取引法務」(社会保険研究所)、英文契約書の基礎と実務(DHC) |