大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
せっかく英字新聞を読んでも、難しい語句を辞書でひいてばかりいると、大意が見えなくなりがちです。この講座では、ヘッドラインから内容を推測し、5Ws+1H の要素を探しながら読むことから始めます。ゆっくり英文記事に慣れていきましょう。

【講義概要】
最新の記事を使い、次のスキルを学びます。
1. ヘッドラインを見て頭に浮かんだ質問を書きとめ、内容を予測して読み始めます。そして、答えを探しながら記事を読み5Ws+1H を把握します。
2. ヘッドライン特有の文法を学びます。
3. すぐに辞書をひかず、文脈や周囲にあるヒントから難しい語彙を推測します。
4.限られた時間で重要なポイントを探す、速読の練習をします。終盤に、ペアで記事のサマリー(要約)に挑戦します。200ワードから500ワード程度を目標に英文記事に慣れ親しみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/29(木) Orientation;predicting the story from the headline(ヘッドラインから、記事の内容を推測する)
第2回 2016/10/ 6(木) Finding 5Ws and 1H in the story-1(5W+1Hを読み取る-1)
第3回 2016/10/13(木) Finding 5 Ws and 1H in the story-2(5W+1H を読み取る-2)
第4回 2016/10/20(木) Grammar rules for newspaper healdlines-1(ヘッドライン特有の文法―1)
第5回 2016/10/27(木) Grammar rules for newspaper headlines-2(ヘッドライン特有の文法―2)
第6回 2016/11/10(木) Guessing difficult vocabulary from context-1(文脈から難しい語彙を推測する-1)
第7回 2016/11/17(木) Guessing difficult vocabulary from context-2(文脈から難しい語彙を推測する―2)
第8回 2016/11/24(木) Timed reading―Skimming(速読―スキミング)
第9回 2016/12/ 1(木) Timed reading―scanning(速読―スキャニング)
第10回 2016/12/ 8(木) Review(復習)

【ご受講に際して】
◆講義は日本語と英語で行われます。
◆高校卒業程度の英語の文法・単語の知識があれば大丈夫です。
◆使いなれた辞書をお持ちください。
◆日本語でも結構ですので、最近の内外のニュースを読んでおかれることをお勧めします。
◆宿題:最初は毎回200～300ワード程度の短い英文記事を課題に沿って読んでいただき、終盤には500ワード位の記事を読んでいただく予定です。

【備考】
ビデオシラバス(音声のみ)はこちらから

名前	及川 裕子
肩書き	恵泉女学園大学講師
プロフィール	東京生まれ。上智大学英文科卒業後、米国University of Wisconsin-Madisonにて修士(インド近現代史)。エクステンションセンターでは、主に時事問題をテーマに英語講座を担当。2000年～2008年まで英字紙『ヘラルド朝日』にてニュース翻訳・編集・記事執筆に携わる。2008年よりフリーで、The Japan News(旧The Daily Yomiuri)紙に、主に音楽家のインタビュー記事を執筆。