大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
難しい単語に阻まれ、なかなか読めない英字新聞。この講座では、短めで平易な英文記事を使い、語句の難しさに惑わされずに、内容や語句を推測し、重要なポイントをつかむ練習をします。ゆっくり英語の記事に挑戦してみましょう。

【講義概要】
最新の英字新聞の記事を使い、次のスキルを学びます。
1.ヘッドラインから内容を予測し、さらに知りたいことを質問にして、答えを探しながら読みます。
2.5Ws+1Hを把握します。
3.ヘッドライン特有の文法を学びます。
4.すぐに辞書をひかず、文脈や周囲のヒントから難しい語句を推測します。
5.短い時間で重要なポイントを探す、速読の練習をします。200ワードから500ワード程度を目標に英文記事に慣れ親しみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2015/10/ 1(木) Orientation;predicting the story from the headline
第2回 2015/10/ 8(木) Finding 5Ws and 1H in the story-1
第3回 2015/10/15(木) Finding 5 Ws and 1H in the story-2
第4回 2015/10/22(木) Grammar rules for newspaper healdlines-1
第5回 2015/10/29(木) Grammar rules for newspaper headlines-2
第6回 2015/11/12(木) Guessing difficult vocabulary from context-1
第7回 2015/11/19(木) Guessing difficult vocabulary from context-2
第8回 2015/11/26(木) Timed reading―Skimming
第9回 2015/12/ 3(木) Timed reading―scanning
第10回 2015/12/10(木) Review

【ご受講に際して】
◆時々英語を交えながら、記事の内容・文法・語彙について、日本語で解説します。(和訳が目標ではありません。)
◆基本的に、高校卒業程度の英語の文法・単語の知識があれば大丈夫です。
◆教材は生の英字新聞なので、新聞記事特有の文法や、時事問題のボキャブラリーが出てきますが、解説いたしますので、挑戦してみましょう。
◆使いなれた辞書をお持ちください。
◆日本語でも結構ですので、最近の内外のニュースを読んでおかれることをお勧めします。
◆宿題:200ワード程度の短い記事から始め、終盤には500ワードくらいの英字新聞記事を、毎回課題に即して読んできていただく予定です。

名前	及川 裕子
肩書き	恵泉女学園大学講師
プロフィール	東京生まれ。上智大学英文科卒業後、米国University of Wisconsin-Madisonにて修士(インド近現代史)。エクステンションセンターでは、主に時事問題をテーマに英語講座を担当。2000年より英字紙『ヘラルド朝日』にてニュース翻訳・編集・記事執筆に携わる。2008年よりフリーで、The Japan News(旧The Daily Yomiuri)紙に、主に音楽家のインタビュー記事を執筆。