大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
英語ライティング上達の秘訣は長い文章を書くことではなくて、1つの単語の意味や働きを辞書でよく調べて使えるようにすることです。又日本語の分析力を養い、正確な意味を把握して、正しい英語を書くことです。本講座では、この二つのポイントを授業の到達目標にしていきます。

【講義概要】
夏講座は時制・比較・否定・イディオムなどを中心に日本語との関連でどう英訳するかを学習します。「遅刻しました」と上司に報告する時 I am late. と現在形にしますが、「した」は普通は過去形です。ここではなぜ英語は現在形なのかなど、日英語の微妙な差を「一語入魂」の指導で目からうろこが落ちる様に理解させます。この早稲田式の学習によって、より正確な英語の発想ができるようになります。それには毎回の授業の予習をすること。毎回の課題を提出することが肝要です。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/11(土) 時制（1）単純形（現在・過去・未来）
第2回 2015/ 7/18(土) 時制（2）完了形（現在・過去）
第3回 2015/ 7/25(土) 比較（1）同等比較・2者間の比較
第4回 2015/ 8/ 1(土) 比較（2）最上級の種類
第5回 2015/ 8/ 8(土) 否定（1）動詞の否定
第6回 2015/ 8/22(土) 否定（2）名詞・形容詞・副詞の否定
第7回 2015/ 9/ 5(土) イディオムによる表現形式

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新実用英作文』（南雲堂）（1，300円）（ISBN:9784523170952）

名前	長坂 昇
肩書き	日本英語ライティング普及会々長
プロフィール	早稲田大学文学部英文学科卒業。その後、ブラウン大学及びウェストロンドン大学にて研究。昭和女子大学専任講師、助教授を経て、教授。主要教授内容「英語学」「日英対照言語学」「文法・語法研究」「ライティング」など。著書に『時制中心の英語表現』(弓プレス)、『Keystone - Grammar-based English Writing』(成美堂)他多数。