講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-02 / 法務 / 学内講座コード:100001
法曹をめざす基礎講座 民法クラス
- 開催日
- 4月 9日(木)~ 7月 9日(木)
- 講座回数
- 24回
- 時間
- 18:15~21:25
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 37,238円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 45,300円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【目標】
この「法曹をめざす基礎講座」は、法律基本科目を基礎からしっかりと勉強するための講座であり、“憲法”“民法”“刑法”“民事訴訟法”“刑事訴訟法”“会社法”“行政法”の7科目を開講します。法科大学院(ロースクール)進学、とくに既修者試験、予備試験に挑戦するためには、法律基本科目の十分な理解が求められます。公務員試験においても、法律科目の理解は非常に大きな強みとなります。そのためには、大学学部における授業の理解だけでなく、これまでの学修内容を再度確認し、体系的に整理することが重要となります。この講座では、そうした観点から、法律主要7科目について基礎的概念を確認しながら学説や基本判例の理解の定着を目的として、皆さんの学修をサポートします。
講師は、いずれも新司法試験に合格した若手の弁護士です。その多くは、早稲田大学法務研究科を修了し、現在アカデミック・アドバイザー(AA)として、現役の法科大学院学生に対する学修支援のゼミや個別指導も行っています。特に、法律家や公務員として社会に貢献することをめざす学部生にとっては、先輩の話を聞きながら学べる良い機会にもなります。
【講義概要】
●民法I(総則) 石野百合子(弁護士)
4/9 ~ 5/21(補講を行う場合は5/28)
【講義概要】
民法(総則)の基本的な知識・考え方を習得して頂くことを目標とします。民法は、法律を学ぶに当たって、最も基本となる法律です。とりわけ総則は、法律の考え方、価値観、条文とその解釈等を学ぶのに最高の場です。本講座では、基本的知識の解説はもちろん、実際の判例や事案を通じて、法律家としてどのように考えて結論を導いていくかを、皆さんに共有していただきたいと考えています。
【各回講義予定】
4/9 法律行為総論、意思の不存在1(心裡留保、虚偽表示) 4/16 意思の不存在2(錯誤)、瑕疵ある意思表示(詐欺、強迫) 4/23 意思表示の効力発生時期、条件及び期限 4/30 法律行為の有効要件、無効及び取消 5/14 代理 5/21 時効
【テキスト】
民法判例百選I 総則・物権 第7版(有斐閣)ISBN 978-4-641-11523-1 2,100円
●民法II(債権各論) 佐古麻衣子(弁護士)
6/4 ~ 7/9 (補講を行う場合は7/23)
【講義概要】
民法の債権各論の分野は、売買をはじめ、皆さんが日々の生活の中でそれと意識することなく触れている事情を扱うため、民法の中で比較的なじみやすい分野と思われます。もっとも、あくまで、いわゆる常識で考えた妥当性、に目を向けるのではなく、条文に則り、基礎から丁寧に法律論を確認していただきたいと考えています。
民法の2クール目ということもあり、できるだけ基礎的な事項に絞り講義を行うことが予定されますが、今後の発展的な学習につながるよう、事例演習や判例学習もできるだけ取り入れていくようにしたいと考えております。
【各回講義予定】
6/4 契約法総論、売買 6/11 売買、贈与 6/18 賃貸借、消費貸借、使用貸借 6/25 雇用、請負、委任、組合 7/2 不法行為 7/9 不当利得・事務管理
【テキスト】
法学講義 民法5 契約(悠々社)ISBN:4862420095 3,465円
法学講義 民法6 事務管理・不当利得・不法行為(悠々社)ISBN:4946406980 2,835円
●民法III(物権) 原島有史(弁護士)
10/1 ~ 11/12(補講を行う場合は11/19)
【講義概要】
本講座で取り扱う内容は、物権及び担保物権です。民法(物権法)に関する基本的な知識を学習し、実際に起こりうる法律問題を自ら分析して、論理的に解答を導き出せるようにするための素養を身につけることを目標にしています。いずれについても、たくさんのケースを取り扱いながら、重要な部分に時間をかけつつ、可能な限り全分野を鳥瞰して受講者の勉強をサポートしたいと思います。
【各回講義予定】
10/1 物権法総論、物権変動その1(不動産物権変動) 10/8 物権変動その2(不動産物権変動の動き、動産物件変動) 10/15 各種の物権 10/22 担保物権法総論、留置権、先取特権、質権 10/29 抵当権その1 11/12 抵当権その2、非典型担保(譲渡担保、所有権留保)
【テキスト】
法学講義 民法2 物権(悠々社)ISBN:4946406956 1,785円
法学講義 民法3 担保物権(悠々社)ISBN:4862420015 1,995円
●民法IV(債権総論) 三枝 充(弁護士)
11/26 ~ 1/14(補講を行う場合は1/21)
【講義概要】
本講座では、民法第三編「債権」のうち、第一章「総則」に規定される内容を取り扱います。債権総論の範囲は、日常生活に深く関わっています。目には見えないけれど、世の中に無数に存在する「債権」というものの具体的イメージが持てるように講義いたします。また、将来、法科大学院等での発展的学習を考えている受講生に対しても、土台となるべき基礎知識について徹底的に講義します。
【各回講義予定】
11/26 債権の意義、債権の種類、 12/3 履行の強制、債権の消滅、債務不履行(1) 12/10 債務不履行(2)、受領遅滞 12/17 債権者代位権、債権者取消権 12/24 多数当事者の債権・債務関係、保証契約 1/14債権譲渡、債務引受
【テキスト】
法学講義 民法4 債権総論(悠々社)ISBN:4862420060 3,675円
この「法曹をめざす基礎講座」は、法律基本科目を基礎からしっかりと勉強するための講座であり、“憲法”“民法”“刑法”“民事訴訟法”“刑事訴訟法”“会社法”“行政法”の7科目を開講します。法科大学院(ロースクール)進学、とくに既修者試験、予備試験に挑戦するためには、法律基本科目の十分な理解が求められます。公務員試験においても、法律科目の理解は非常に大きな強みとなります。そのためには、大学学部における授業の理解だけでなく、これまでの学修内容を再度確認し、体系的に整理することが重要となります。この講座では、そうした観点から、法律主要7科目について基礎的概念を確認しながら学説や基本判例の理解の定着を目的として、皆さんの学修をサポートします。
講師は、いずれも新司法試験に合格した若手の弁護士です。その多くは、早稲田大学法務研究科を修了し、現在アカデミック・アドバイザー(AA)として、現役の法科大学院学生に対する学修支援のゼミや個別指導も行っています。特に、法律家や公務員として社会に貢献することをめざす学部生にとっては、先輩の話を聞きながら学べる良い機会にもなります。
【講義概要】
●民法I(総則) 石野百合子(弁護士)
4/9 ~ 5/21(補講を行う場合は5/28)
【講義概要】
民法(総則)の基本的な知識・考え方を習得して頂くことを目標とします。民法は、法律を学ぶに当たって、最も基本となる法律です。とりわけ総則は、法律の考え方、価値観、条文とその解釈等を学ぶのに最高の場です。本講座では、基本的知識の解説はもちろん、実際の判例や事案を通じて、法律家としてどのように考えて結論を導いていくかを、皆さんに共有していただきたいと考えています。
【各回講義予定】
4/9 法律行為総論、意思の不存在1(心裡留保、虚偽表示) 4/16 意思の不存在2(錯誤)、瑕疵ある意思表示(詐欺、強迫) 4/23 意思表示の効力発生時期、条件及び期限 4/30 法律行為の有効要件、無効及び取消 5/14 代理 5/21 時効
【テキスト】
民法判例百選I 総則・物権 第7版(有斐閣)ISBN 978-4-641-11523-1 2,100円
●民法II(債権各論) 佐古麻衣子(弁護士)
6/4 ~ 7/9 (補講を行う場合は7/23)
【講義概要】
民法の債権各論の分野は、売買をはじめ、皆さんが日々の生活の中でそれと意識することなく触れている事情を扱うため、民法の中で比較的なじみやすい分野と思われます。もっとも、あくまで、いわゆる常識で考えた妥当性、に目を向けるのではなく、条文に則り、基礎から丁寧に法律論を確認していただきたいと考えています。
民法の2クール目ということもあり、できるだけ基礎的な事項に絞り講義を行うことが予定されますが、今後の発展的な学習につながるよう、事例演習や判例学習もできるだけ取り入れていくようにしたいと考えております。
【各回講義予定】
6/4 契約法総論、売買 6/11 売買、贈与 6/18 賃貸借、消費貸借、使用貸借 6/25 雇用、請負、委任、組合 7/2 不法行為 7/9 不当利得・事務管理
【テキスト】
法学講義 民法5 契約(悠々社)ISBN:4862420095 3,465円
法学講義 民法6 事務管理・不当利得・不法行為(悠々社)ISBN:4946406980 2,835円
●民法III(物権) 原島有史(弁護士)
10/1 ~ 11/12(補講を行う場合は11/19)
【講義概要】
本講座で取り扱う内容は、物権及び担保物権です。民法(物権法)に関する基本的な知識を学習し、実際に起こりうる法律問題を自ら分析して、論理的に解答を導き出せるようにするための素養を身につけることを目標にしています。いずれについても、たくさんのケースを取り扱いながら、重要な部分に時間をかけつつ、可能な限り全分野を鳥瞰して受講者の勉強をサポートしたいと思います。
【各回講義予定】
10/1 物権法総論、物権変動その1(不動産物権変動) 10/8 物権変動その2(不動産物権変動の動き、動産物件変動) 10/15 各種の物権 10/22 担保物権法総論、留置権、先取特権、質権 10/29 抵当権その1 11/12 抵当権その2、非典型担保(譲渡担保、所有権留保)
【テキスト】
法学講義 民法2 物権(悠々社)ISBN:4946406956 1,785円
法学講義 民法3 担保物権(悠々社)ISBN:4862420015 1,995円
●民法IV(債権総論) 三枝 充(弁護士)
11/26 ~ 1/14(補講を行う場合は1/21)
【講義概要】
本講座では、民法第三編「債権」のうち、第一章「総則」に規定される内容を取り扱います。債権総論の範囲は、日常生活に深く関わっています。目には見えないけれど、世の中に無数に存在する「債権」というものの具体的イメージが持てるように講義いたします。また、将来、法科大学院等での発展的学習を考えている受講生に対しても、土台となるべき基礎知識について徹底的に講義します。
【各回講義予定】
11/26 債権の意義、債権の種類、 12/3 履行の強制、債権の消滅、債務不履行(1) 12/10 債務不履行(2)、受領遅滞 12/17 債権者代位権、債権者取消権 12/24 多数当事者の債権・債務関係、保証契約 1/14債権譲渡、債務引受
【テキスト】
法学講義 民法4 債権総論(悠々社)ISBN:4862420060 3,675円
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『民法判例百選I 総則・物権 第7版』(有斐閣)(2,100円)(ISBN:978-4-641-11523-1)
『法学講義 民法5 契約』(悠々社)(3,465円)(ISBN:4862420095)
『法学講義 民法6 事務管理・不当利得・不法行為』(悠々社)(2,835円)(ISBN:4946406980)
『法学講義 民法2 物権』(悠々社)(1,785円)(ISBN:4946406956)
『法学講義 民法4 債権総論』(悠々社)(3,675円)(ISBN:4862420060)
『法学講義 民法3 担保物権』(悠々社)(1,995円)(ISBN:4862420015)
テキスト
『民法判例百選I 総則・物権 第7版』(有斐閣)(2,100円)(ISBN:978-4-641-11523-1)
『法学講義 民法5 契約』(悠々社)(3,465円)(ISBN:4862420095)
『法学講義 民法6 事務管理・不当利得・不法行為』(悠々社)(2,835円)(ISBN:4946406980)
『法学講義 民法2 物権』(悠々社)(1,785円)(ISBN:4946406956)
『法学講義 民法4 債権総論』(悠々社)(3,675円)(ISBN:4862420060)
『法学講義 民法3 担保物権』(悠々社)(1,995円)(ISBN:4862420015)
講師陣
名前 | 石野 百合子 |
---|---|
肩書き | 弁護士 |
プロフィール | 東京大学経済学部卒業後、都市銀行・事業会社での社会人経験を経た後、早稲田大学大学院法務研究科に入学。平成23年12月弁護士登録(新64期)、横浜弁護士会所属。交通事故、後見、離婚、遺産分割、労働、請負など広く一般民事事件に携わるほか、犯罪被害者支援、少年事件をはじめ刑事事件にも携わっている。 |
名前 | 佐古 麻衣子 |
---|---|
肩書き | 弁護士 |
プロフィール | - |
名前 | 原島 有史 |
---|---|
肩書き | 早稲田リーガルコモンズ法律事務所 弁護士 |
プロフィール | 1981年横浜生まれ。弁護士。青山学院大学法学部、早稲田大学法務研究科卒業。2013年12月から早稲田リーガルコモンズ法律事務所パートナー。過労死事件等の労働者側弁護を多数受任するとともに、企業における労務管理の助言や代理等も行っている。 |
名前 | 三枝 充 |
---|---|
肩書き | 弁護士 |
プロフィール | - |